大恋愛
先輩ではない話をしましょうか。これもまた大きな声では言えない言いにくい恋のお話....わたしには現在が恋人いる。彼とは2018年の6月ごろに出会った。ネットで。少し遡る...とある配信アプリでグダグダ喋る配信を4月ごろから始めていたのだがとある年下の男の子のNくんと出会う、Nくんはわたしのことを気に入り枠を開くたびに遊びに来てくれた。そして6月某日いつものように配信をしていると「初見ですー、Nくんからおすすめされてきました」と彼がきてくれた。これが出会いです。笑笑出会った?会ってはいないんですけどねそこから枠に頻繁にきてくれるようになって、わたしが彼を気になり始める。同い年だったというのもあって話が弾んだ。しかし、わたしは社会人・アニメが好き、彼は大学生・車が好き趣味含めぴったり合わさることはあまりなかったけど、お互いがお互いを知りたくて連絡を頻繁に取り合った。LINEをしたり電話をしたり。初めての電話はめちゃくちゃ緊張したのを覚えている..そしてしばらくしてわたしは「この人に会ってみたい」と思うようになった。その気持ちを伝えてみようと思いわたしは電話で「ねぇ、会いに行ってもいい?」と言った。この時お互いにもう恋愛感情があるとわかっていた。彼は喜んだ。泣いて喜んでくれた。多分その涙はわたしにお金を出させてしまう申し訳なさと嬉しさが合わさったものだと思う。「ありがとう」そう言われた時わたしは絶対にわたしのために涙を流してくれたこの人を大切にすると深く誓った。それからのわたしは行動が早かった。すぐに飛行機のチケットを取りバスを調べた。運が良いことに夏場は運休している空港までのバスがその月から再開することを知った。飛行機は何度かのったことはあるが自分でチケットを取り1人で乗るのは初めてだったので大人になった気分だった。そして10月1日職場に三連休をもらい家族には社員旅行だと伝えわたしはバスに乗って空港へ向かった。この日のために買ったスーツケースをガラガラと引っ張り緊張で壊れそうな胸を撫で下ろした。そして彼へのお土産を選んで北海道から飛び立った。1時間半行きは窓側に座った。帰りはバスの時間が走らないと間に合わないくらい切羽詰まっていたから、廊下側の席を取りスーツケースも上に置いていた。そのために機内持ち込みOKの大きさのスーツケースを買っていた。全て計算通り...笑どこを通っているのかよくわからなかったが、海をずーっとみていた。むしろ海がほとんどだった。陸が多くなるともう少しで着く合図。どうやら現地は雨らしい...傘を忘れた。飛行場について荷物の出口から自分のスーツケースを探し、いざ彼の待つ街へ。少し離れているのでバスを使ってまたら1時間ほどかけて移動した。なかなか遠かった。これまでわたしは彼の顔をきちんとみたことがなかった。彼は「僕はカッコよくないから」そう言っていた。でもわたしは気にしなかった。というか、たとえ騙されていておじさんとかであってもそれはそれでいいかもなんて割と捨て身だった。彼の待つ駅に着き「着いたよ」のLINEをした途端急にドキドキしてきた。とっても今更感は強いが。どこかな、どんな人かな、ワクワクと本当に来てくれるだろうかという少しの不安、でもかなりワクワクの方が大きかった。彼がきた背丈はわたしより少し高い、可愛い顔の紛れもなく彼だ。お互いこんなに好きなのに初めましてなのはとてもヘンな気分だった。「こないかと思った」わたしがいうすると彼も「僕もそう思った」彼も同じく不安だったのだなんだかその気持ちが愛おしく感じ、駅のベンチに肩を寄せて座り合った。彼の家までのバスを待つ間もずーっとくっついていた。少し肌寒くなってきた秋の風もなんだか心地よかった。心まで温かい。気持ちが通うというのはこんなにいい気分なのか。バスを降りて近くのスーパーにご飯を買いに行って家で食べた何を話したらいいだろう。空港でのことここまで来るのにすごく緊張したこと多分こんなことを話しただろうけどあまり覚えていない。食べ終わり、お風呂を借りていざ就寝大学生の一人暮らしだ部屋もベッドの大きさもたかが知れてる。もちろん2人で寝るのには狭いでもそれが会えなかった時間を埋めるようにとても気持ちがよかった。次の日は一日中遊んだ。昼に起きて、お昼ご飯を食べに行った。たしかガスト。初めてのデートにファミレスってどうなの?という女の人はたくさんいると思うが、わたしは全然気にしない。むしろラーメンでもなんでも気軽に一緒に行ける人でよかったなと。そのあとは一応社員旅行の体なので、家族にお土産を買い休みをもらった職場にもお土産を買った。(面倒くさい。)その日の夜は2人で何か作って食べたようなぁ〜ハンバーグだったなぁー、いや違うなぁ...わたしが買ってきた北海道のソーセージを焼いて食べたんだ!!!(前日だったかも知れない...)きゃっきゃうふふしながらご飯とお風呂を済ませた。そして最終日この日は彼が朝から授業があるため学校近くのバス停でさよならすることになっていた。授業が始まるギリギリまでいてくれた。わたしは帰りたくなかった。ずーっと泣いていた。離れたくない。こんなに楽しい思いをしたのは初めてだと。「またきてもいい?」そう聞いた時優しく「うん、またおいで」と言ってくれた。わたしはそれが嬉しくてまた泣いた。そしてさようなら、、程なくしてバスも来てわたしは乗り込んだ。バスの中でも泣いていてせっかくメイクしたのにきっとぐちゃぐちゃであろうと。でもそんなこと気にしていられないほど別れるのが辛かった。駅に着き少し落ち着きお昼ご飯を買って空港までのバスに乗った空港についてまた泣いた。涙堪えて彼にLINEをした。「三日間ありがとう。すごく楽しかった。また会いに来るね、好きだよ」と「嫌じゃなかったら付き合って欲しいな」と本当は口で伝えられたら良かったのだろうけど、わたしの心は爆発寸前でそれどころではなかった。彼からもすぐに返信が返ってきた「こちらこそ、付き合ってください」その言葉が嬉しすぎてまた泣いた。脱水症状で干からびるかと思った。北海道へ帰る飛行機へ乗り到着したが安堵するのはまだ早い。バスの出発時間が10分もないので慌てて走ってバス停へ向かう。着陸、ドアが空いてからバス停まで走った結果5.6分でついた。とてもしんどかった。また2時間ほどかけて家に帰る。その間もたのしかったとずっとLINEしていた。はい、これがわたしの2018年10月までの思い出です。まだまだありますが、ここに書くと長くなるので、もうすでに長いので、もう終わりにします。結果的にいうと、わたしは2019年9月に北海道を旅立ち彼のいる県へ移り住んだ。そこまでのエピソードがまあ濃いのでまだまだ書いていけます。笑よかったらまたみてください☺️