中学受験で一番何が苦労したかと言えば算数。
中学受験の算数の分野をおおまかに分けると
・四則計算
・○○算と言われる小問によく出る問題
・図形
・小6で習う 速さ・比・場合の数・体積
そして、この基本ができていると五ツ木・駸々堂で偏差値は50を超えるんだと思います。
小6春ごろの我が家の状態と言えば
・四則計算はケアミス多すぎ
・○○算は塾が中学受験専門じゃないのできちんとやっていない
・図形 基本的に苦手
という感じで五ツ木・駸々堂模試はもちろん2割程度の正答率の偏差値40
我が家では夏頃までは通っていた塾が独自のテキストを編集してあったので
(中学受験には弱いが高校受験には強い塾だった。)
そのテキストで基本的な単元を反復学習していました。
秋以降は、過去問演習をしていきましたが、合格には6割必要なところが3割程度しか
取れないので(解説読んでもわかったつもりでできないので)
市販の中学受験用の問題集を反復していく方法に切り替えました。
使用したのは
「陰山英男の完全習熟シリーズ」
これは、
・文章題プリント(○○算的なもの)
・図形プリント
・文章題プリント 速さ、規則性編
の3冊構成になっていて
単元ごとに解説・確認問題・習熟問題・中学入試問題 という構成でしたが
時間がなかったので解説と確認問題のみを反復学習していくやり方で
冬休みのまでに
・文章題プリント(○○算的なもの)を終え
冬休みで
・図形プリント
冬休み明けに
・文章題プリント 速さ、規則性編をやりました。
(これは6年生で習う単元なので学校や塾でも何回かやっていた状態でした)
最近本人に確認したところ、このプリントが一番受験の為になったと言ってました。
実際文章題プリントを終えたころから、解説や簡単な説明やヒントで
「あ!そうか!」
といった反応が見られるようになり、とても力がついてきた感じがしました。
算数の過去問で間違えたところを抜き出した過去問ノートを作っていたのですが
はじめのころは、解説を読んで
「わかった!」
と、言っても翌日になると
「???」
だったのが、やったことがあったり解説を読んで納得した問題は
次は解けるようになっていきました。
今になって思うのは、小5までに○○算のような考え方や
角度や面積についてしっかり習得しておけば、
6年生は演習と速さ・比・場合の数・体積に費やせるので
上位校を狙っていけるんだなということです。
なので、通塾は小4から
なんて言ってるのかーーと妙に納得したりしました。