とうとう発表会が終わりました。


まずは感想から。


ため息の演奏については、たくさんミスはありつつも、なんとか音楽を止めずに最後まで弾ききれたかなと思います。ただ、終盤で思いもよらぬパッセージのループに陥っておかしなことになってました💦

ループから戻った後は何食わぬ顔で、開き直って気持ちよく弾いたかな。


終了後は、『自分に負けた・・・』と一瞬落ち込んだけど、冷静に考えると実力通りなんだなと思います。

練習必死にやってると、ついつい奇跡的に思い通りの演奏が発表会本番で出来るはず❗️と力が入りすぎてしまうのだけど、練習以上のことは出来ないし、練習の7割、いや5割の演奏が出来たら上等なんだと思う。

実際に、じゃあ練習時間はどれだけ取れたのかと言われたら、所詮自分比でのがんばったに過ぎないんですよね。


無謀曲ため息を練習し出して、しかも発表会まで4ヶ月という短期間に仕上げなければならないシチュエーションを作ったので、練習量はできる限り増やしました。


特に12月初めの弾き合い会で、マズイと思ってからは、毎日何があっても1時間以上は練習確保しました。休みの日は3時間くらい。

自分にとっては、これが精一杯です。


でも、やっぱり計画性が無さすぎたかな。

リスト先生を甘く見すぎていました。

ごめんなさい。


私のペースでは、少なくとも後2ヶ月は必要でした。今までそんな難しい曲にチャレンジしたこともなかったし、周りで半年以上前から発表会の曲を準備する話とか聞いても、ピンと来なかったけど、私がこれから弾きたい大曲にチャレンジしていくとしたら、そこら辺の覚悟が必要なんだなと痛感しています。


ため息はもっと完成度を上げて、自分の演奏に納得したいので、4月の弾き合い会演奏会を区切りにしようと思います。

新しい曲の譜読みしつつ、もうひと頑張り素敵なため息に近づけるよう頑張ってみます。


あと、発表会ではアンサンブルのアヴェマリアも弾きました🎵

こちらは、むちゃくちゃ感動しました。

ヴァイオリンの先生が素晴らしすぎて、自分で弾きながらところどころ妙な一体感を感じて高揚してました。

なんなんでしょう⁉︎不思議な感覚です。

音楽ってすごいな。

ヴァイオリンの先生は本当に1音1音の音色に妥協がなく、ある意味カルチャーショックでした。

でもピアノの世界も一緒なんですよね。

雰囲気で弾くのではなく、次の1音をどんな音色で弾きたいのか、こだわり続けることが大切なのかもと、あたりまえのことに今気づき始めています。


せっかく練習習慣がいい感じにレベルアップしたのでこれをキープしつつ、弾き合い会や発表会でもうちょっと自分自身の達成感味わえるくらいに楽しんでいきたいです。