お客様、誤解を恐れずに申し上げますと…
Amebaでブログを始めよう!

御見積の前に。

「こんなサイトを作ることになったので、見積もり出してもらえますか?」


そんな問い合わせがきます。

これ、どうなですかね。

その見積の依頼が来た時点でその企画を「やること」はほぼ決まってるんでしょうけど、私からしたら


「こんなもん作ってもしょーがないでしょ。」



と言うものがほとんどです。

企画が悪いんじゃなくて、企画に付随したWEBの建てつけがダメなんです。

言い方悪いですけど、所詮素人なんですよ。

WEBの企画をしたことがない人がどんなに一生懸命考えたって、的を得たサイトを企画できる確率は低いんです。

仮に良いサイトが出来た、と思えたとしても、

ユーザーはホントにいいと思ってるんでしょうかね?
企画した本人のジコマンじゃないですか?





社長さん、御社の企画がWEBと連動する可能性が出た時点で先に一度WEB屋を呼び立てて意見もらった方がいいですよ。

WEB屋は受注出来るかも知れない「見込」としてスッ飛んできて良い提案してくれるはずです。

提案の無い会社とは、始めから付き合うべきじゃありませんね。









iPad予約開始で。


iPad予約開始ですね。

これで、また新しい風が吹き始めて、WEB屋は右往左往することになるのです。

でも今日のところはそれは置いておいて、ちょっと別視線の話を。


     ※ ※ ※


AppleとAdobeがFLASHをめぐってスッタモンダやってますけど、私は元々FLASH否定派でした。

個人的に好きじゃないってのもありますけど、それより作る側として否定派です。


そもそも、「肯定派?否定派?」と言う話が出ている時点で「否定派」が存在するわけで、意見が分かれるモノを「集客することを目的としたサイト」に使うこと自体、ナンセンスだと思うのです。


もう時期、Googleではサイト表示速度までアルゴリズムに入るようですし(米国では既に入りました)、iPhoneやiPadで表示されないとなれば益々否定的にならざるを得ませんね。


それにスマートフォンをお使いの方なら既にお気づきでしょうが、ポインタ(矢印)が常にあるPCと違い、スマートフォンでボタンなのかどうなのかを認識できるのは、今のところ「見た目」だけなので、
そういう意味でもFLASHを使うと閲覧者には辛い要素が1つ増えるわけです。


ま、それでもこれは今現在の話で且つ集客に主眼をおいた話なので、この枠から外れればもっといろんな可能性が出てくるんでしょうね。

制作サイドとしては、今のところFLASHは使わずに静観する。
これが結論ですね。



     ※ ※ ※



この間、お客さんが「予算が無いから…」とネギりつつ「FLASH入れたい」みたいなコトをヌケヌケと仰ったので、

今更FLASHですか?
iPhoneで再生できませんけど。


と言ったら瞬殺出来ましたw

これは私がアンチFLASHとかそう言うのとは全く関係ないですけどね。












誤解を恐れずに申し上げます。

中長期戦略までしっかり立っている大手企業以外のお客さんは、大抵社長か、その右腕レベルの人が所謂ウェブ担当として出てきますが、意思決定が早いと言う反面、私情に流されやすい、と言う部分もあります。

そして、どんなに説得をしても、自分ちのペットを出演させたがったり、身内ネタを織り込もうとするケースがあって、ウェブ屋として「トホホ」なサイトが無駄に出来上がる、と言う顛末になったりするのです。

まぁ、これは極論ですが、

「社長、ペットが可愛いのは飼い主だけですよ。」

と言う、ウェブ屋さんがクライアントに言いたくてもなかなか言えないことを、完全に自分目線で時々綴ろうかと思っています。


ご意見を頂くのはありがたい事ですので真摯に受け止めますが、完全に自分目線なので、その点だけ予めご了承頂ければ幸いです。