中傷の果てに1 | こむげにっき

中傷の果てに1

約9年前の話。
当時私は、個人レベルではなかなかのアクセス数を誇る”人生相談サイト”を開いていた。(3,000アクセス/日くらい)
本来は、単なる趣味で作った内輪サイトだったのだが、ある事がきっかけで人が増え、いつの間にか人生相談サイトに変容していた。
私のサイトの常連の一人に鈴音というHNの、16歳の女の子がいた。
友達との喧嘩、アルバイト先での出来事、ゲームの攻略法、学校での出来事等他愛のない相談をちょくちょく受けていた。
ある日、いつもとは少し様子の違うメールを受け取った。

鈴音「ある人から執拗に迫られて困っています。どうしよう」

簡潔に言えば、こんな相談だ。
私は、
・付き合う気がないなら、はっきり言ってあげた方がいい。
・恋愛感情は、激情しやすいから充分に言葉を選んで!
たしか、こんな事を返答した気がする。
でも、これは今思うと間違いだったのかもしれない。

ある日、知らないアドレスからメールが届く。

***「あなたのサイトの常連さんが、ネットで中傷をうけてるぜ。http://www.*********************」

酷い内容だった。
なんていうか、思いつく限りの罵詈雑言が並んでいる感じだった。

彼女からもメールが来ていた。
鈴音「言われたとおり相手を刺激しないように言葉を選んで、でもはっきり断ってみたんだけど聞き入れてもらえなくて(汗)
だんだん頭にきちゃって喧嘩腰になっちゃって・・・ちょっと怒らせちゃったみたい(涙)
また、メールしますね♪」

直前の密告のようなメールから、状況が”ちょっと怒らせた”レベルでないことは明白だった。

それからたいした時間も経たないうちに、彼女が作ったHPが荒れだした。
匿名の人間がBBSを荒らす、チャットで罵詈雑言を吐いていく、彼女に不愉快なメールを投げる・・・etc
そこで私はまず、
・作っていたHPの閉鎖・移転
・メルアドおよびハンドルネームの変更
・相手(A男)と連絡を取らない
等の対策を伝え、移転先は信頼できる人にだけ伝えるよう指示をだし、あとはトラブル相手が彼女を見失い、自然消火するのを見守ることにした。