マダコの呪い
2024.9.6(金)
腰痛釣り仲間3人で大洗港「藤富丸」
しばらくマダコ続きだったので、すごく久しぶりの一つテンヤです。
藤富丸は活きエビ餌が自慢で、
活きエビを使えるのは大洗、那珂湊、日立を見渡しても、藤富丸と昭栄丸の2つだけです。
集合4.00、出船はまだ真っ暗な4.10でした。
乗船客は7名、我々は左ミヨシ1,2番と右ミヨシ1番と好位置です。
私は左ミヨシ2番に陣取りスピニングロッド二本の準備をすませました。
生簀からエビ
出船して直ぐに生簀から活きエビの積み込み、
前日の夜にエビ網を引いて獲ったエビが生簀に入れてあります。
それから、中乗りの女将さんがエビの仕訳けをします。
活きのいいエビをよりすぐってバケツに入れて配布します。
「はいっ、今日はひとり60匹ずつ、いつもより多いけど追加はないから大事に使ってね!!」
元気なエビを配ります
毎度のことですが、
このへんで船長と女将の口喧嘩が始まります。
女将「ぼーっと、つっ立ってないで、このバケツを回してよ~」
女将「ゆうべは、11時までエビをよりわけていてコシが痛いんだから~」
口喧嘩といっても、いつも女将さんからの一方通行
まわりは、いつものことなので笑いながら聞き流す
腰痛釣り仲間 歌舞伎氏と馬娘氏
船は鹿島方面に向けて約40分航行、海はベタなぎです。
やがてエンジンをスローにすると、
いつもの「はい、いいですよ」が投下OKの合図
つづけてのアナウンスは「水深35メーター、タナは24メーターから海底まで、24メーターで一旦止めてそから少しずつ下ろしてください」
「根がかりありますから底から2~3メーターは上げてください」
スタートは固定テンヤ
船中皮切りに釣りあげたのは私の左となり、胴の間の女将さん、
道具立てはいつものアブガルシアのテンヤロッド黒船にスピニングリール
テンヤは女将推奨のダイソーの赤金固定8号(110円)です。
女将さんはタモ入れ、おマツリ処理をしながら釣りまくり、
朝の1時間くらいでマダイ、ハナダイを連発して5~6匹釣っています。
私の右側ミヨシ1番の友人「歌舞伎さん(歌舞伎役者と同姓のオヤジ)」もカサゴ、ヒラメなど4匹、
右ミヨシ1番の友人「馬娘さん(馬と娘が大好きなオヤジ)」もハナダイ、など3匹上げています(今日はお立ち台にも乗っています)。
余談ですが、二人とも今年同じ病院で腰痛手術して最近釣行復帰した釣りバカオヤジです。
たまに竿先にアタリがあるも、私はいまだにアワセが合いません。
2時間近くを過ぎても釣果のない私を心配して女将さんが
「今日はアタリが小さいから、アタリをよく見て釣りな~」
「マダイのアタリは最初のを見逃すと二度目はないからね、今日はマダイが多そうだし~」
などと声をかけてくれます(トホホ)。
固定テンヤから遊動テンヤに換えてみたりしながら、
7.00近くになり、竿先が良く見えてきて分かったこと
ここ長いことマダコ釣りを続けていたので手感度頼りになり、目感度を忘れていたのかもしれないと
心機一転、穂先を凝視していると、波での動きとは違うフワフワしたアタリ?
とっさにアワセを入れるとググッと嬉しい手ごたえ。
小さいからタモいらないよ~といったのですが、
初物バラシを心配した女将さんがタモ入れしてくれてハナダイゲットです。
やっと来てくれたハナダイ
このアワセで目からウロコか?
その後は順調に釣れるようになりました(不思議~)。
小型が多かったですが、マダイ5匹、ハナダイ8匹と、
小さいながらもかっこういいマダイ
終盤には大きなウマヅラと1.5キロのマハタが来てくれ、
マハタ 1.5キロ
いつの間にか友人の歌舞伎さん、馬娘さんを超えていました。
そして、11.30ごろ沖上がりとなりました。
馬娘さんのイシダイ
藤富の女将
今回、特筆すべきは、中乗りの女将さんの釣果
タモ入れなどの片手間でも、マダイ、ハナダイ、マハタなど併せて、おそらく15匹以上
終盤には58センチ、2.5キロの大鯛を釣りあげる実力
爆釣女将さん
ちゃっかり大鯛を拝借し記念写真
どこが違うか?
テンヤはダイソーだし、遠投していないし、
考えるられるのは、タナ取りの正確さでしょう、
女将さんが、いつも口をすっぱくして言っているのは
PEは10メートルの色変わりでカットして、ハンパを作らないことと、
リーダーを5メートルとすること、
つまり、船長が指示ダナが25メールと言ったら二色ちょうどで止めれば25メートルになる
それから、遠投はせずに船の下を中心にゆっくり丁寧にさぐる
船長が魚探を見ながらココというポイントに船を乗せるのだから、船の真下がベストポイントだろ~。
次回はこれで行ってみょ~