2024年1月21日放送 テレビ熊本制作のドキュメンタリードラマ、テレビ熊本ドキュメンタリードラマ 郷土の偉人シリーズ第31作「日本細菌学の父・北里柴三郎~終始一貫 未来を紡いで~」 の感想を書きたいと思います。
[主なキャスト紹介]
北里柴三郎役:塚地武雄さん(ドランクドラゴン)
福沢諭吉役:宅麻伸さん
青山胤通役:山崎銀之丞さん
新紙幣 1000円札の人のドキュメンタリードラマ
ドラマというより記録用…
ドラマとしての感想は、期待していたほどではなかったかな…というのが正直なところです
ですが、とても勉強にはなりました。
北里教授がどれだけ心血注ぎ、日本の医学を発展させてくれたか、古い体制を変えるために闘った記録がこのドラマにはありました。
夏目漱石に馴染みすぎていましたが、新紙幣の北里柴三郎教授にもドラマを観たことで理解ができて良かったです
塚地武雄さん、すごい似てる(笑)
実際の北里教授と塚地さん、同じ構図で見せてくれるシーンがあるんですけど、めっちゃ似てて笑ってしまいました
明治の男性なのでね、雷おやじというあだ名があったりするくらいの癇癪持ちというキャラです
どうでもいいことですが、
なぜ昔の男性は癇癪持ちが多いのでしょう?
あるいは、そういうキャラ設定にしがちなのはなぜなんでしょうね?
そんな北里教授は周りの研究者たちと闘いながら、医師として研究者として信じた道を突き進んでいかれました。
破傷風菌の毒素に対する免疫抗体の発見や、ペスト菌、結核、伝染病予防や研究に取り組んでいく姿、素晴らしいと思いました。
が、そんな教授を疎ましく感じる権力争いが往々に起こってしまい、権力ってなんだろな…と疑問しかありません。
海外のように正当な報酬で研究できる大学や企業が増え、こういう人たちが報われる世界が主軸になるといいなと本当に思います。
それにしても、九州でしか放送されないドラマでしたが、Tverなどの配信で観れるようになるって本当にありがたいことです✨