児童福祉法第12条に定められている児童相談所である西宮こども家庭センターが管轄する地域で、凄惨な児童虐待事件が発生してから、1ヶ月が経過した。
 その事件の概要は、被害を受けた3歳の児童の母親と内縁の夫が共謀し、自宅で児童の両手足をロープで縛り、10kgのダンベルを括りつけ、軽症を負わせたものであり、約20時間にわたって飲食させた形跡がないというものであり、母親は、しつけと称して、日常的に児童を叩いていたという。
 その事件の端緒となったのは、児童のおじが土曜に、兵庫県の児童虐待防止24時間ホットラインに電話をしたことである。
 その担当職員は、約5分間状況を尋ねる程度の対応で済ませてから、おじは2回、母親から児童に会うことを拒否されたが家に入ると、ロープで縛られた児童を発見できたのは、その電話をしてから約3時間45分後のことであり、漸く西宮こども家庭センターに連絡があったのは、さらに遅れること約4時間30分後であった。
 土曜や日曜などの閉庁日は、迅速な対応はできす、通報の全てに安否確認をするには、人員が足りないのが、兵庫県における児童虐待防止対応の実情であり、通報が誤りであるときのトラブルを回避しようとしている現実もある。
 結果的に見れば、このような緊急性のある事件を想定して県警との連携はできないのか、未然に防止するために、乳幼児健診や就学時健診で虐待に気付くことはできないのか、この母親と内縁の夫が地域から孤立していたり、経済的に貧困であることなどが原因であったならば、子育て支援を充実させることが必要でないのか、みやっこ安心ネットなどを通じて、西宮こども家庭センターは、子どもに対する虐待が行われている家庭を実際に把握することが重要であり、報告を義務づけ、早期に発見することによって、そのような家庭を減らす努力をしてきたのかが、問題となる。
 この凄惨な児童虐待事件を教訓として、このように解決策を提言してみた。
 兵庫県における児童虐待防止対応の実情に無関心な兵庫県議会議員は、このような実情を知っているのか、知事が提案する予算を追認するだけで、児童虐待防止対策にかかる予算を修正しないのか、児童虐待防止対策にかかる議員提案条例を成立させる情熱はないのか、この4年間の知事提案の議案で修正や否決をせず、議員提案の政策条例を制定せず、議案に対する議員個人の賛否を公開しない「3ない議会」と揶揄されている今の兵庫県議会には、全く期待できないのである。
 一生、何もしない兵庫県議会議員を支持し続けるのか、それとも兵庫県や西宮市を変えるチャンスにかけるのか。
 しつけと称する児童虐待事件に関するアンケートに、ご協力ください。
 最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございます。心から、お礼申し上げます。
 応援していただいている西宮市民の皆様、実際に投票していただいた33,359名の方々に、感謝を込めて
 兵庫県議会議員選挙 西宮市選挙区 立候補予定者
 地域政党 西宮維新の会 推薦
 ののむら竜太郎


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