ついに公式戦が始まりました。と言っても、初戦はもう1週間も前。ブログの更新を怠けていたら、いつの間にかそんな時間が経ってしまいました。いやいや、でもそんなことはどうでも良いのです。昨年、全勝で優勝を飾った東京農業大学に17-21と大善戦したのですから。

 

 部員たちは自信を深めたようです。先週、練習を見に行った時に尋ねてみたら、多くのトライチャンスを自分たちでつぶしてしまったという反省の声も聞かれました。特に4年生を中心にもっとやれたはず、いや勝てたはず、という思いは強いようで、よし、これなら次戦はかなり期待出来るなと思っていました。

 

 そして昨日(11/15)。日曜なのですが、午前中に高校生向けの特別授業を担当しており、それを終えてすぐに試合会場へと向かいました。この日は快晴です。まさにラグビー日和。国際武道大学のラグビー場は、冬のブレザー姿では暑いくらいでした。この日の相手は防衛大学。三部で戦えることの喜びを、選手はどれほど感じているでしょうか。

 

 前半、相手にペナルティゴールで先制されましたが、初トライはうちでした。その後もひとつトライを重ね、前半を15-13のリードで折り返します。ただ、相手もしつこく食い下がって来ているという印象。手は緩められません。そして後半。先制したのはうちでしたが、その後は立て続けにモールでのトライを決められ万事休す。8点差の惜敗でした。

 

 試合後、コーチの方が「何故負けたかわからない」と仰っていましたが、私も全く同感です。むしろ、終始うちが押しているシーンばかりが印象に残っています。けれど、向こうには絶対的な武器がありました。モールでのトライ。実によく訓練され、コントロールされていました。ほぼミスもなかったのではと思います。どう防ぐか? 次戦に向けての課題です。