2月28日(木)

22時〜

「ダウンタウンDX」

(読売テレビ)

 

2丁拳銃の2人と

出演させていただきます。

Loungedressのレースタイトスカート

めっちゃ素敵な色です!

*白のトップスももちろんLoungedress

 

キレイな格好をしている小堀を

久しぶりに見ました。

 

最近は、泥棒が着そうな服とか、

ちょっと丈の短いズボンの下に

丈の長いズボンを履いてみたり

ほんまにわけのわからん格好

ばっかりしているので

ちゃんとした服を着ているところを

見ると変な感じです。

 

そこも見どころ!ぜひ。

 

数年前、浜田さんの番組

「Oh!どや顔サミット」に

この3人で出させていただいたことは

あるのですが

ダウンタウンさんお二人の

番組に出させていただくのは

今回が初めてで、

短いながらも、昔、芸人として

毎日頑張っていた日々を思い出し

なんだか胸がジーンとしました。

 

1993年。

関西でダウンタウンさんが

お二人揃って出られる

最後の番組となった

伝説の公開番組があったのです。

 

「摩訶不思議

 ダウンタウンの…!?」

(朝日放送)

 

実は私、

吉本興業の養成所

NSC在学中に

その番組のアシスタントを

やらせていただいていたのでした。

 

18〜19歳の頃です。

 

NSCに入るときに

夢というか

意気込みとして

「何年後、何十年後かは

わからないけど、

いつかダウンタウンさんに

お会いできるように

頑張ろう」

 

そう思って入ったのですが、

なんとNSC在学中

いきなりいただいたお仕事が

(アシスタントですが)

ダウンタウンさんの番組…

 

アシスタントと言っても

色々ありますが

私の場合は、ただただ黙々と

ゲームの勝者にレイをかけたり

道具が乗ったワゴンを押して行ったり

フリップを持って立ったり

点数をめくったりするだけの、

出演者の皆様とは

会話を交わすこともできない

単純なお仕事内容なのですが、

常に舞台上で出演者の方々の

近くにいないといけないという

NSC生にしては

夢のようでもあり、

緊張で胃がひっくり返りそうになる

過酷なお仕事でした。

 

スタッフの方による

オーディションがありました。

NSC事務局から言われるがままに

同期の女子達と数名で受けに行き、

結果発表を聞いた後、

フワフワしながら電車に乗って

フラフラと自転車漕いで

地元の友達とボンヤリ

お好み焼きを食べながら

ものすごく緊張してきて

ものすごく胸がいっぱいになって

いつもはペロリの豚玉が

全然入らなかったことを

今でも覚えています。

 

当時も今も

ダウンタウンさんといえば

芸人を目指す者からしたら

神様のような存在。

 

そしてその番組の

レギュラーメンバーは

今田耕司さん

東野幸治さん

130Rさん

木村祐一さん

吉田ヒロさん

などなど、

超一流の

そうそうたる方々。

 

そんな皆様が毎回

体を張ったり

大喜利をしたり、

正真正銘、真正面の笑いで

ぶつかり合うという

もう最高の番組でした。

 

もちろん

スタッフや作家の皆さんも超一流。

本当に、めちゃくちゃ面白い番組

だったのです。

 

そんな光り輝く

ダウンタウンさん達が

生み出す笑いを

生で、

同じ舞台上で

見られるという特権をいただき、

収録のある日は

毎週天国でもありましたが

緊張しすぎて胃が痛くなる

複雑な日でもありました。

 

昼はNSC

夜は収録の日は、

いろんなギャップで

頭と心が

めちゃくちゃになったものです。

 

NSCでは、自分も含め

養成所に入りたてホヤホヤの

何者でもない笑いのひよっこ達と

まだまだ幼稚なネタを

ごく少人数に披露したりしていたのに、

夕方には

600人も入るABCホールでの

公開収録で

満杯のお客さんが

出演者の皆様を見つめる

同じ舞台の端で

高度すぎる笑いを

至近距離で目撃し続けるのです。

 

真剣に

芸人を志していた者としては

どうしようも無い

圧倒的な存在に衝撃を受け、

叩きのめされました。

 

ニコニコするのが苦手だった上

さらにそんな状況で

なんかもううまく笑えなくて

動きもギクシャクして

ディレクターさんに叱られることも

しょっちゅう。

そらそうです。

ピンク色のポップな

ミニスカートの衣装を着た

番組アシスタントなのに、

食い入るように

皆さんのやり取りに見入って

引きつっているだけ。

一番ダメです。

 

まさかアシスタントが、

目の前で繰り広げられている

全ての笑いに大きな衝撃を受け、

皆さんが起こす笑いの渦で

大きなホールが

生き物のように揺れるたびに

「すごい…!

 これが一流の笑いなんだ!」と

胸を燃やし、唇を震わせていたとは

誰も思いもしなかったでしょう…

 

 

思うわけないよね!

 

でも今思えば、若い頃に

あんな間近で

あんなにすごいやり取りの数々を

見させていただき、

本当に勝手ながら

毎週勉強させていただき

あんな方々に

緊張し続けていたのですから、

そりゃ多少のことでは

もう緊張せんし、

 

そら

小堀にイライラするはずだわ!!

(もちろん比べることすらできません)

 

確実に

その後の私の人生を変える

かけがえのない経験を

させてもらいました。

 

そんなアシスタントをやっていた

時代を感じる19歳の私です。

毎回、収録のたびに

優しいメイクさんが時間をかけて

凝った髪型にしてくれたので

家に帰って母に写真を撮ってもらったりして。

犬、抱いてみたりして。

犬、ピンボケなったりして。

 

あの時のメイクさん、

いつも楽しいお話で

緊張をほぐしてくださって

ありがとうございました。

 

あの時のディレクターさんも、

きっと今はすごく

偉くなってらっしゃることでしょう。

 

あの頃の私は

お笑いへの思いが強すぎて

アシスタントとして全く役に立たず

すみませんでした!

 

でもまあ

今更ですが、やっぱ

あの番組のアシスタントは

もっと

なんというか

自分の容姿や笑顔に自信があって

これをチャンスにのし上がってやるぜ!

映せ映せ!私を映せ!

なんやったら

もうちょい露出したろか?

…くらいの意気込みがある

「芸人目指してない女の子」の方が

向いていたと思いますよ…

 

 

というわけで長くなりましたが

ずっと圧倒的な存在である

ダウンタウンさんに

26年の時を経て

もう一度お目にかかれたことは

光栄以外の何でもありません。

 

だから、

今回のDXの収録で

小堀がいつも以上にクズだったことも、

修士くんがまさかの事態に陥ったことも、

小堀が最後にあんな感じで

あんなことになったことも、

全部いい思い出となりました!!

ぜひ見てください。

(OAではどうなっているかは

 わかりませんが!)

 

 

万感の思いを込めて。

 

ありがとうございました。

 

 

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