『深イイ話』と

『ご参考までに。3』を

見てくださった皆様、

インスタやTwitterへの

嬉しいメッセージをたくさん

ありがとうございました!

 

小堀くんのダメダメっぷりは

ほんとブレませんね…

何回言っても変わりませんが、

これからも諦めずに

小堀家の子供達のためにも

説教をし続けたいと思います。

 

次は、10月23日(火)

17:00~東京MX・KBS京都

5時に夢中! 』に

ゲストコメンテーターとして

呼んでいただきますので

ぜひ!

 

 

さて

深イイ話には、うちの娘たちも

少し映っていましたが

密着当初よりずいぶん

大きくなりました。

 

このブログでもよく

その自由っぷりを

書かせてもらっている次女も、

もう4年生。

 

お友達と外でも遊びますが、

家でスマホで動画を見たり

音楽を聴いたり

ゲームもします。

 

しかし、いまだに

バービー人形で遊ぶのも

大好き。

 

遊ぶというより、

服をコーディネートしたり

部屋をレイアウトしたりするのが

好きなんですかね。

 

我が家のバービーハウスは

娘たちが幼稚園の頃に

コストコで見つけた

まあまあ大きなやつ。

私もこういうの好きなのと、

おもちゃ屋さんのハウスに

ちょい足しで買える値段だったので

即買いしてしまいました。

この3階建てのお家を

自分なりにいろいろカスタマイズして

写真を撮ったりして楽しんでいます。

 

実は私も小さい頃は

バービーで遊ぶのが大好きだったことを

ふと思い出しました。

 

私は市販のハウスでは物足りず、

よくあるカラーボックスのような

棚の中に、季節ごとに

バービーを使った独自の世界を作って

ガラスの代わりに

サランラップを張って蓋?をして

ショーウィンドウのような感じで

楽しんでいました…

 

貧乏くさいけど、今のように

フィギュアケースみたいなのが

一般的でなかったのでしょうね。

でも、そういった

「ないもの」を作り出す

創意工夫が今の仕事に少なからず

役立っているように思います。

 

そして、先日。

私が外出から帰ると

1時間ほどお留守番をしていた

次女が嬉しそうに走ってきて

「ママ、怒らないでね!

 これ、見て!」

と、目の前にこの人形を

出しました。

いろいろ気になりましたが

次女は嬉々として人形を

私の鼻先で見せながら話します。

 

次女「この服、かわいくない?

 なんと作ったんだよ!」

 

私 「えっ、作った?」

 

次女「うん!靴下で!」

 

私 「靴下!?」

 

次女「しかも穴も開いてない

 まだまだ履ける新しいやつだよ!

 だから怒らないでって言ったんだよ」

 

私 「!!」

 

次女「怒らないでよ!

 すっごく苦労したんだよ

 何回もやり直して」

 

いや知らんがな…

そして、なぜそこまで

「怒らないで」を

強要できるのか。

 

とりあえずザッと

バービーを観察する私。

 

ほんまや…

この前買ってきたばかりの

靴下やん。

 

しかもそれ、

自分のちゃうやん

お姉ちゃんのやん…

 

しかもよく見たら、

髪型も変わっとるがな。

 

この子、ロングやったやん…

 

次女「切ったー!!

 かわいいでしょ?」

 

おー

むちゃくちゃやん!

 

むちゃくちゃするやん!!

 

 

でも、私の頭には

「創意工夫」の文字が。

 

唇を噛み締めながら

いいところを探す。

 

よく見たら…

まあまあかわいいやん。

 

デザインもオフショルやし、

数ある靴下の中から

この柄を選んでこう使うとは

なかなかやるやん。

 

もしかしたら、この子は

なんか知らんけど

なんかの

大物なのかもしれない…

 

そうであってくれないと

もう怖い!

 

ここはひとつ、

怒らず話してみよう。

 

私 「へー!かわいいやん」

 

次女「そうでしょ?

 え?ママ、怒ってないの?」

 

私 「うん、センスあると思うよ。

 でも新しいのを勝手に切るのは

 よくないよ。

 次からはちゃんと相談してね」

 

次女「わかった!」

 

次女は少し驚いて

その後、すごく嬉しそうな

いい笑顔で

鼻歌混じりで遊びに戻りました。

 

いつもなら、

「もー!あかんやん」と

言ってるところですが

こうやって一生懸命考えて

工夫した時くらいは

特別に、まあいっか!

 

なんか私も、

ただ叱った時より

ずっと気分が良かったです。

 

 

その後、修士くんが帰ってきて

この話になりました。

「えー、

 靴下切っちゃったの?」と

驚くパパに得意げに

人形を見せる次女。

 

私もこの辺りでちょっと

怒らなかった自分を

褒めてほしくて

次女に説明を促します。

 

「そう、

 まだ新しい穴も開いてない

 靴下を切っちゃったんだよね。

 そしたら、ママ

 なんて言ったっけ?

 ん?」

 

(ほらほら、

 「でもママ怒らなかったんだよ!

  かわいいね!って

  褒めてくれたんだよ!」って

 言うてみ!!)

 

と、

心の中でニヤつきながら聞くと

次女は、真顔でしばらく考えて

 

「えーと、わかんない!

 忘れた!

 怒ったっけ?

 あ、怒った!!」

 

おい!!

 

ちょ待て!!

 

そういうのって忘れるの!?

 

こういうのって相場は

大人になっても忘れられない

エピソードちゃうの!?

 

しかも記憶

真逆に改ざんされとるがな!

 

違うやん違うやん、

こういうのは

大人になって有名になった時に

インタビューで

 

「その時、

 てっきり叱られると思ったら

 母は、かわいいね、って

 褒めてくれたんです。

 それがすごく嬉しくて、私が

 デザイナーになるきっかけになりました。

 今、こうして世界で戦えているのも

 あの時の母のおかげですね」

 

みたいに言うやつ用やん!!

 

それをもう忘れる?

 

その日の晩に、

もう忘れてるの!?

 

 

なんじゃそれ…

 

じゃあ怒っといたら良かった…

 

 

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