「みんな履いてるんだよ!」

「持ってないの私だけだよー」

 

次女2年生くらいから

そんな常套句で

毎回騙してくる

「みんな履いてる

ヒールのついた

サンダル買え買え詐欺」。

 

負けずに

「まだ早い」

「足が変になるよー」

「転ぶから危ないよ」

「絶対痛くなるってー」

と反対していたのですが

「いやだー!」と

毎度食い下がる次女。

 

玄関では私のヒールを

勝手に履いて

ぶかぶかなのに

鏡を見てうっとり。

 

女子ですね。

 

私も母親のドレッサーに

しまってある

赤い口紅をこっそり

ぐりぐりと塗ったくって

うっとりしたことを

思い出しました。

 

そして先日。

出先で

かわいいサンダルがあったので

姉6年生がやっと解禁。

買うことになると、

横で延々

「いいないいなー

 いいないいないいなー」と

同じテンションで

言いまくる次女に

根負けしてしまい

少し早いけど

ついに4年生にも

買ってしまいました。

(もう戦い疲れた)

 

念願の

ウェッジソールが

嬉しくて嬉しくて

買ってすぐに履いて

「見て見て!!」と

ショッピングセンターの

中を歩き回っているのを見ると

微笑ましく、

まあいっか、と

思えましたが、

1時間ほどで

「足が痛い・・・」と

次女不機嫌に。

 

な?

やっぱ

な?

 

という

私に

 

「言わないで!!」

と耳を塞ぐ次女。

 

というわけで

今のところ

近所のスーパーか

習い事の時にしか

履いてませんが、

いくら口で言われても

自分がやってみないと

わからないことって、

ありますよね・・・

 

でもこれで一つ

「親の言うことは正しい

(こともある)」

ということを

学んで欲しいなあ。

 

 

子どもにはもったいない

ステキなサンダルなので

私が足

小こかったら代わりに

履くんやけどなぁ。

 

ヒール付きサンダルや

ブーツもそうですが

今はなんでも早いですね。

 

小学生用の

アクセサリーどころか

幼児用のメイク道具も

バンバン売ってるし

ネイルしたりして

おしゃれな子どもが

多いですよね。

 

そういうのをねだられるたび

「えー」と

難色を示していると

長女には

「ママは古いよ」なんて

言われちゃう始末。

 

まあ

脳みそが昭和なのと、

子どもの体が心配で心配で

ついついなんでも

反対してしまって。

 

スマホ見てたら

「目悪くなるよ!」

イヤホンで音楽聴いてたら

「耳悪くなるよ!」

甘いもの食べ過ぎてたら

「歯なくなるで!」

 

さぞかしうるさい

母親でしょうね。

 

でもほんとに

ただただ心配なだけ

なんですよねー。

 

私もさんざん

親にいろいろ言われて

うるさいなあ、なんて

思っていましたが

母はこんな気持ちで

言ってたんだな。

 

娘たちもいつか

知ってくれるかな。

 

子どもたちの

気持ちもわかるから、

ほんとは

もっと子どもを信じて

自主性に任せていきたい。

そろそろいけるかな。

 

しかし

次女には

つい甘くなる・・・

というか

自分でも驚くほど

ゆるーくなってしまいますね。

 

良くも悪くも

「ま、いっか」

みたいな感じ?

 

最近はそれにつられて

長女のおねだりにも

ゆるくなってきました。

 

厳しく育てるか

ゆるーく育てるか。

 

どちらが正解かは

わかりませんが

突き詰めると

健康で毎日笑ってくれてたら

たいがいのことは

ま、いっか

ですね。

 

そんなことを思う私ですが

本日お昼、暑い中

仕事に遅れそうだったので

駅まで必死にたどり着くと

財布もパスモ付きカードも

何もかもない。

 

ほぼ白目で絶望。

 

うーわ

絶対に戻りたくない。

 

ちゅーか戻ったら

大きく遅刻。

 

そうそう・・・

昨日夏物のバッグを

出してきて

中身を入れ替えてる途中で

なんか用事して

財布とか大事なものは

まだ入れてなかったんだ。

 

ふと見ると

スマホケースに

スタバのカードだけが

入っている。

 

こうなったら

その辺のスタバで

飲み物を買おうとしている

知らない誰かに

「その飲み物を

 おごらせてください。

 サイズもでっかいやつにして

 ケーキでもパンでもつけて

 私が全額払います。

 だから、電車賃をくれー!」

と言うしかない・・・と

覚悟を決めようとした時、

思い出した!

 

唯一バッグに入っていた

ポーチの中に

なんかあった時用の

千円札が入っていることを!

 

ありがとう

ありがとう!

過去の私!

2年くらい前の

あの日の私!

マジ憂いなし!

 

というわけで

ミニミニジップ袋に

小さくたたまれて入っていた

千円のおかげで

無事仕事に行くことができました。

 

実はこれは母の教え。

 

「備えあれば憂いなし」

としょっちゅう言われ

昔はうるさいなあと

思っていましたが

「もしもの時のために

別でお札を持っていなさい」

ともよく言われていたので

思い出したら

なんとなく入れていたのでした。

 

使うことはほぼないので

いつもは忘れているけれど

ほんとに

もしもの時のためなんだな!と

実感。

 

この歳になって

まだこんな感じ。

子どもなんてそりゃ

失敗も守れないことも

山ほどあって当然ですね。

 

それにしても

親の言葉というのは

後からじわじわ効いてきますね。

 

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