ののこ、出身地を聞くとワクワクする
初めて会った人に出身地を聞くのが好きです。
特に東京は色々な所から来ていて、
「おおおお!福井ですか!?岡山ですか!?」
と所縁がないところでもリアクションが大きくなります。
ワクワクします。
しかしこの出身地を聞くという行為、
生粋の東京の人に聞くと、東京の人は出身地をあんまり聞かないそうなんです。
出身地って気にならないの?
挨拶だと思っていました、出身地を聞くの。
もしかしたらこれもまたプライバシーの侵害!?
やたらめったらに聞くのは避けたほうがいいかもしれませんね。
出身地をいつも当てられる、ののこ
血液型を聞いて「やっぱり~そうだと思った~」なんて言われたら、
え、どういうこと?と恥ずかしくなっちゃいますが、
(それもほぼいつも当てられる)
出身地もほぼ100パー当てられます。
「そうだと思ってました!だってリアクションが大きいから~」
そう、ののこ出身地は大阪です。
リアクションが大きいのは大阪人の証。
大阪人ののこ
リアクションが大きいから=大阪人となるわけですが、
ほかにも大阪人要素があるようです。
以下7つの要素。
皆さんはいかがでしょうか。
これを読んでらっしゃる大阪人の方、
これは大阪人関係ないやろーというのがあれば遠慮なく!
(大阪人というのも大阪人が言うらしいですね)
①声が大きい
昔、これまた韓国のバスでアナウンサー出身の友達とおしゃべりしていたら
「うるさい」と叱られたことがあります。
韓国に行ったことがある人なら分かると思うんですが、
韓国のバス、地下鉄はかなりうるさいんです。
日本みたいにシーンとしていなくて、
携帯で通話するし、
イヤホン無しで動画も観るし…
そんな中でもうるさいと言われた私。
アナウンサーの友達に負けないほどの発声が良かったかしら。
それ以外にもよくレストランやカフェでも
「ののこ!声のボリューム!」と注意されます。
東京に移住することが決まった時、
その当時の友達に最も多く言われたことが
「東京ではボリューム下げて話すんだよ」でした。
②話すのが速い
話すのが遅いと「話の主導権取られるー」と幼少期に刷り込まれたのでしょうか。
今でも覚えているのが学校の休み時間、
みんなで輪になって面白い話を披露するわけです。
笑ってはいけないみたいな。
そこで噛んだり、テンポが遅いともう話を取って行かれちゃうんです。
それが嫌で嫌でついつい速くなってしまいました。
仕事柄、普段は標準語ですが、
関西人に会った瞬間に大阪弁のスイッチが入り、
早口になります。
そんな母を見て息子のハンとソロは
「何話してるのー!」と怒ります。
③他人の話にやたら突っ込む
そうなんです。
ボケたと思ったら突っ込む。
ボケてなくても面白いから突っ込む。
そう、突っ込むから面白くなる。
はい、また人の話を取っちゃった~で、
ののこって人の話折るよね
流石に若い時の話で今は違いますが、
若い時は突っ込んだな~
今思えば一生分は突っ込んだと思います。
④歩くのが速い
年々、歩くのが速くなっていて、
友達と歩いていても必ず「歩くの速い!」と言われます。
中国上海、韓国ソウルもなかなかのスピードですが負けませんよ!
たまに東京でも私の横をささーっと通り過ぎていく俊足の人がいます。
そんな時「私も負けたな…」と思うのです。
一体何と戦っているの。
⑤距離感が近い
最近はコロナもあったし、
距離感はわきまえていますが、
あ、ここでの距離感というのは身体的距離感ではないですね。
そう、心理的な距離感のことです。
この人、
やたら距離近いな、
グイグイ聞いてくるな、
それは私のことです。
距離感をあまり意識しないほうだと思います。
初対面でも気になったら聞くし、
人見知りしません。
これも東京移住が決まった時、東京出身の友達に言われたことです。
ののこ、100歩くらい下がって!
⑥社交辞令が通じない
これは大阪人が影響しているのか、
中国韓国での生活がそうさせたのか不明ですが、
社交辞令が全く通じません。
「今度お茶でもしましょうよ~」
「今度遊びに来てくださいよ」
なんて言われたらスケジュール片手に
「え?いついつ?」
グイグイいきます。
本業である日本語教師としてのレッスンの時も、
生徒さんに「ののこ先生、この場合は社交辞令でしょうか?」
と生徒さんとそのお友達のやり取りを聞かれても、
分からない…。
しかし東京生活3年目にしてようやく何となく分かってきまして、
「今度ご飯行こうよ」と言われても
「いいね、行こうね」で終わり。
また誘われたらスケジュールを出すというゆとりが生まれました。
⑦店員によく話しかける
基本的に人見知りもしなくて、
職業柄か話すことが大好きなので、
店でも店員さんと話すと楽しいです。
中国韓国では割と話しかけたり、話しかけられることが多かったんですが
(外国人だからか)、東京移住後は全く無し。
去年、父のお墓参りで大阪に帰った時、
うどん屋さんに立ち寄ったんですが
そこのおばちゃんが息子たちに話しかけてくれて、
その大阪のノリが懐かしくて涙出そうになりました。
あと電車に乗っていて
ふと隣の人の話を聞くと
面白くて感動することもありました。
笑いのコードがやはり私は大阪なんだなと思った出来事です。
まとめ
日本語を教える仕事を長年してきて、
海外で長く生活してきて、
方言が使えてよかったなと思うことが多々あります。
最近では関西弁を勉強したがる外国人も増えましたし、
海外生活で同郷の仲間を見つけたときの安心感はすごくありました。
方言という特別な言葉を生まれながらに持っているのも個性ですよね。
大阪出身であること、方言を話せることを大袈裟ですが誇りに思います。
でもね、問題はこれ。
息子ハンとソロが
大阪弁できない!
今後の課題です
去年の大阪帰省についてはコチラ