dot. さんからの情報です


東大卒・枡太一日テレアナ 受験時代「8時間は寝ていた」



 高校3年生で文系から理系受験へ転向したという日本テレビの枡太一アナウンサー。とくに数学が苦手だったというが、割り切った勉強方法で、東大に受かったという。

 大学選択の際、「生物を学びたい」というのが第一にありました。だから最初から東大志望だったわけではなく、「研究なら京都大」という思いもあり、どちらにしようか迷っていました。

 最終的に東大に決めたのは、高3の夏休みです。正直に言うと、僕は幸運にもギリギリで東大に合格したという思いが強いのです。東大模試を何度か受けましたが、最高でC判定。塾の先生にも、「あなたが合格するとは思わなかった」とはっきり言われました。

 僕は完全な文系人間でして、生物好きが高じて高3で理系に転向したので、数学が苦手でした。とくに数IIICは全然わからなかった

 だから、東大受験に際しては僕なりに戦略を立てました。分析すると、東大の全教科合計の合格最低点は、6割弱得意の国語や生物で点数を稼ぎ、数学は全6問のうち、1問完答できればいいと判断したのです。

 さらに数学6問のうち、すべてが数IIICから出題ということはない。だったら数IIICの問題は最初から「解かない」と決め、それ以外の範囲をひたすら勉強しました。でも、結果的に数学を1問完答できたかどうか、でしたけど。

 一方、得意科目の国語は、現代文に関しては自信があったので、あまり特別な勉強はしませんでした。もともと文章を書くのも、本を読むのも好きだったので、東大入試に出るような難しい文章も苦ではなかったのです。古文、漢文だけを重点的に勉強しました。

 最も得意だった生物は、ほぼ独学でしたね。学校の教科書や副読本はほとんど使いませんでした。試験の範囲を意識しないで勉強していた気がします。

 受験勉強に結果的に生きたのかなと思うのは、読書経験です。中高時代に好きだった本は、沢木耕太郎さんの『深夜特急』や椎名誠さんの『哀愁の町に霧が降るのだ』です。ただ、「食わず嫌いせず、難しい本でもなんでも読もう」と考えて、本屋の文庫棚の前で目をつぶって1冊とり、必ず最後まで読み切っていました。自分では絶対に選ばない本も手に取るので、読書の幅を広げられるんです図鑑も好きで『原色日本蝶類図鑑』などをよく読んでいました。知らないことがたくさん書いてありますし、眺めるだけでも楽しい。

 逆に、いまテレビ局に勤めていますが、中高時代、テレビはあまり見ませんでした(笑)。それでも、「所さんの目がテン!」(日本テレビ)や「世界ふしぎ発見!」(TBS)などは好きでよく見ていましたね。

 受験期に気をつけていたのは、とにかくちゃんと寝ることです。僕の場合、徹夜して受けた試験より、割り切って寝てしまって受けた試験のほうが結果がいいことが多かったのです。眠い頭でぼーっとして問題を解いても受からないと思って、8時間は寝ていました。すべての受験生におすすめはできませんが(笑)。


努力をしてるんだろうね 人それぞれ勉強法は違うと思うけど

この時期インフルやノロや風邪などガ蔓延してるから体力と睡眠は必要よね

肝心なときダウンじゃ

受験生のひとも親も追い込み 頑張って桜咲かせてね