2015年生まれ(小2)で中度知的障害(IQ37→2023.3月診断)を伴う自閉スペクトラム症の娘・ひまり(仮名)支援学級(情緒学級)在籍の日常、学習、療育の様子。あとは母の愚痴など色々書いています。
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おはよう御座います
エルトンジョンのGoodbye Yellow Brick Roadは聴くたびに涙が出そうになりますね。
テレビで流れてた。
聴きながらなんとなく私は娘の母親になって良かったなあと思いました
人間変わらない
昨日の記事で老人ホームと障害者入所施設の複合施設にしてみたらどうか?と妄想を書いたけど
そう思うのには理由があるにはあります。
グループホームで働いてみて思ったのは、利用者さんが高齢な方が多いのもあるけど「老人ホームと変わらないのではないか?」と感じることがあるからです。
皆さんトイレは自立されているかたが多いし、テレビのニュースを見て「こんなこと起こすなんて酷いやつだなあ」と会話を楽しまれている方々もいます。
世間で思われている以上にグループホームで過ごされている方々は障害を感じさせない方々だし、例え障害ゆえに会話がうまくできなかったとしても大暴れしたりしない。そして基本的には簡単に脱走できないししようとするかたもいない。
私は老人ホームで働いたことがないのでなんとも言えないけど、「死に向かう一つ前の住居」という意味では機能的にもとても似ていると思います。
グループホームや入所施設では「死ねない」んですよね。そこらへんの内容もいつか記事にしてみたいです。
この記事ではグループホームが近隣に建設されることに反対する人がいることに対して、「しょうがないかも」と書いています。
私の本心ではあります。自分の家の隣にグループホームができたりして、家の価値が下がったりしたら嫌だなともしかしたら私は障害を持った子の母でありながら思うかもしれない。
資産の価値が下がらない仕組みとか人々の意識を根本的に変えるような政府の取り組みが必要なんじゃないかと思います。
例えばグループホームを建設する場合は周辺の住民に500万ずつ支払われるとか?。ほんとに妄想ですが。
もちろんグループホームができても入所施設ができても誰も気にしない世の中になればいいなと私は思っていますよ。それが理想的だと思う。
政府は「障害者も地域で共生していけるような世の中にしていこう」と理想論ばかり掲げるのだけどその手段を示していないのです。
インクルーシブ教育と同じ。
ちなみになぜ地域にグループホームを建設しようという動きが進んでいる(進んでいないらしいけど)のかというと
国が「これ以上入所施設は増やさない、地域にグループホームを増やして障害度合いに関わらずみんなが地域で過ごしていこう」と言っているからです(入所施設を作らないのは海外の脱施設化の流れを受けてが表向きな理由ですがおそらくは予算面が一番の理由)。
『地域における居住支援の現状等について』厚生労働省
その通りにしたら住民の激しい反対に遭い、建設が断念されているなんてお話にならない事態だと思う。
けど住民の方が悪いとも私は思っていない(記事に書いてあった「視界に入る」のも嫌だ、的な表現に関しては酷く差別意識が強い方だなとは思います。そして視界に入っても気づかないんじゃないかなと思う。容姿が大体の方は普通とされる人と変わらない)