幼稚園に入ってからが一番辛かったな。



私は元から子供があまり好きではないのはあるけれど、我が子でさえあまり可愛いと思えなくなっていた。



他のよくお話する子と比べては落ち込んで、我が子の発達の遅れを笑いながらフォローして



いつしかママ友とも会いたくなくなって



子供の発達の何が遅れていたのかもちゃんと認識できていなかったかも。あまり興味が持てなくて。



思い出す限りで書くならば



・言語の遅れ(単語は話す)

・オムツが外せない

・他人に興味がない

・自閉症らしい特徴は少なかった(物を並べる、目が合わない、クルクル回るなどはしなかった



できれば離婚して私は一人で生きていきたいとあのときは考えていた気がする。



こうして書くととんでもなく自己中な思考としか思えないけど



それほどまでに追い詰められていたのだと思う。



発達障害と診断されるまでの宙ぶらりんな状況が一番辛かった。



年少の冬に受けた健康診断をきっかけに、療育センターではないお医者さんに診てもらえる機会を得た。



そこでも結局診断はしてもらえなかったが



KIDS(乳幼児発達スケール)という検査では49という結果が出た。



軽度知的障害と中度知的障害の間。



この検査は親が記入したものを元に結果が出るのでなんとも言えないけど



明らかに発達に遅れがあるとわかったとき



なんだか私は嬉しかった気がする。



周囲の人には



発達が遅れているだけ



と常に言われていたので



それはつまり私の育て方が悪いと言われているようで辛かったのかもしれない。



たしかに他の母親に比べて至らない点、愛情不足な面もあったのかもしれないけど



普通のレベルには含まれる接し方をしてきたのには自信がある。



娘が発達障害と診断されたことをきっかけにようやく、娘としっかり向き合えるようになった気がする。





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