楽しく終われた | 統合失調症との共同生活

友人の一人とドライブしてカラオケに行き、解散した後に急遽友人が二人かけつけてくれることになり、みんな明日仕事だというのに夜中の一時までコンビニの駐車場で話しをした。

生まれた子供の話や趣味の話にはついていけなかったが、楽しい時間であった。

 

私が自分のために集まってもらって申し訳ないと言うと、みんなそんな気持ちは望んでいない、会いたかったから来たんだよと言ってくれた。

ただ、仕事の話や育児の話などについていけない自分を情けなくも思った。

 

あとは、やっぱり変わったと言われてしまった。

昔の自分とはかなり変わってしまったようだった。

昔は大分破天荒な性格、生き方だったので大分おとなしくなったように見えたようだ。

 

空気を読まずに反出生主義の話などもしたが、健常者には到底納得できない話のようだった。

やっぱり、自分は精神を病んでいるのだなと思った。

 

とても疲れたが久々に再会できて良かった。

やっぱり無職だとまわりの話について行くのが難しいし、話題も昔の話ばかりでここ最近はただ引きこもって何もしていないで話が終わってしまう。

趣味で釣りやゴルフなどの話も出たが、全くついていけなかった。

 

みんな性格は変わっていなかったが大人になっていた。

なんだか自分だけ取り残されて子供のまま歳だけとった感覚になり、寂しくもなった。

 

当然のように車を持ち、運転ができるというだけで私から見たらすごいことである。

でも、まわりのみんなはそれが普通だと思っている。

普通のことができなくなった自分にやっぱり取り残された気分だった。

 

追いつきたいが追いつけない。精神障碍者だからだ。

疎外感を感じる一日にもなった。

 

なにはともあれ、またいつでも会えるんだから連絡してくれと言ってくれた。

また会いたいが会う度に健常者と自分とのギャップを感じつらくなりそうな感じもした。

 

私は今後どうしていけばよいのだろうか。

健常者の価値観にはついていけないし、かといって精神障碍者として一生を取り残されて終わるのも嫌だ。

また会いたいが、会う度に溝が深くなっていってしまうのではないかと不安である。