こんにちは。

 

ゴールデンウィークが目の前になりましたね。

特に予定はなくても、ちょっとワクワクしています。

昨日から急に暑くなって、あわてて半袖Tシャツを引っ張り出しました。

ちょっと前までぬくぬくのパーカーが手放せなかったのにと、季節の変化についていけない感じがしています。

 

そうは言っても、雑草たちはどんどんと花を咲かせています。

私の大好きな春の花「蒲公英(たんぽぽ)」も、今年は特にたくさん咲いているような気がします。

そこで今日は「蒲公英」で、たくさーん遊んでみたいと思います。

 

先ずは、ご近所でお馴染みのちびちび「蒲公英」。

背丈が5㎝くらいしかない「蒲公英」の花が、毎年たくさん咲く広場があるのです。

今年も小さな広場全体が、まるで黄色い水玉模様の絨毯を敷いたみたいです。

花も葉っぱも小ぶりなので、小さなガラスの器を2つ合わせて、たくさん生けました。

2つの器で流れを作るように繋げると、一層楽しい感じがします。

 

同じ所に咲いている「菫(スミレ)」と合わせて。

同じ場所に咲くということもありますが、「菫」の紫と「蒲公英」の黄色はやはりよく合いますね。

器は直径5~6㎝位のトタンの平たいバケツです。

ここでは見えませんが、取手がついていて、ちゃんとお水も貯められます。

 

黄色い色を目立たせたくて、今度は黒い器に生けてみました。

ちょっとだけ大人っぽく見えるでしょうか?

 

こちらは少し背丈が大き目の「蒲公英」を、先ほどより少し大きい器に生けました。

背丈が伸びると、葉っぱも長くなるのですね。

力強い葉っぱを添えて、勢いをつけてみました。

 

そしてそして、ぐんぐん背丈を伸ばした驚くほどでっかい「蒲公英」も見つけました。

茎も太くてしっかりしているので、背の高い器に生けても堂々としています。

特に花が終わった「蒲公英」は、ぽろりと花がらを落とすと、更にぐんと背丈を伸ばします。

きっと、綿毛をできるだけ遠くまで飛ばしたいという親心なのでしょうね。

 

ある朝、起きたら

ぽんっと綿毛になっていました。

本当は、このまま全部綿毛になるのを待っていたかったのですが、茎が折れてきてしまってうまくいきませんでした。

 

以前にも書きましたが、子供たちが小さい時、綿毛のことを「たんぽぽふー」と呼んでいました。

見つけたらとにかくふーっと飛ばさないと動かないので、たくさんの「たんぽぽふー」を見つけてしまうと大変だったことを懐かしく思い出します。

 

で、この「たんぽぽふー」、風に当たらない環境だと結構丸い形を保っていることがわかりました。

 

ということで、綿毛でも遊んでみました。

先ほどの黒い器の「たんぽぽふー」。ちょっと猫の毛みたいです。

 

まだ開かないつぼみ(じゃないですけど)と一緒の「たんぽぽふー」。

 

ふわりと手のひらで包むように持ち上げると、そのまま移動させることもできます。

ガラスの器に並べた「たんぽぽふー」。

なんだか、まっくろくろすけの白い版みたいな気がしてきます。

とととっと動いても不思議じゃないかも。

 

ということで、本当に花の咲き始めから「たんぽぽふー」まで、たっぷり遊ばせてもらいました。

気が付けば、近所の広場もちびちびの「たんぽぽふー」だらけ。

今度は白い水玉の絨毯のようです。

 

また、来年どこかで会いたいですね。

 

おまけ

今日は「蒲公英」ばかりだったので、ちょっと別のお花を。

 

満開の「八重桜」です。

桜は、木なのにバラ科の植物というのが不思議なのですが、八重桜を眺めているとなるほどと納得がいきます。

 

風の強い日に八重桜の下を通ると、花びらだけでなく、2つ、3つ花をつけた房ごと落ちていることが結構あります。

実は、この落ちた花房を水に漬けておくと、かなりきれいに復活してくれるのです。

お部屋で、ちょっと遅めのお花見です。

 

まだまだ春の野の花は次々と咲いています。

また、色々ご紹介したいと思います。

 

今日もご覧いただいてありがとうございます。

では、また。

 

 

蒲公英(セイヨウタンポポ):キク科タンポポ属

菫(スミレ):スミレ科スミレ属

八重桜:バラ科サクラ属

※間違いがありましたらご指摘ください。