おはようございます


今日は雨降り

電車に乗って埼玉県に向かっています





6月に入ってから

施設で暮らす母に会いに行きました



いつものように

子ども達に

お菓子を用意してプレゼントしてくれて


施設近くのレストランで

美味しそうにデザートのパンケーキも食べて

みんなでふざけあったりして

たくさん笑って


帰りにはいつものように

『また来るね~♪

 待っててね~♪』と笑顔でバイバイ



それから間もなく

兄から

母が食事と水分を受け付けなくなっていると

連絡がありました



慌てて連絡を受けた次の日曜日に

会いに行くと


兄家族とわたしの家族

みんな集まっていることに

よろこんでくれたものの

やっぱり辛そうで


孫達みんながプリンを食べさせてくれて

うれしそうにしているものの

やっぱり辛そうで


不安な気持ちを抱えたまま帰宅しました




施設と連携している病院で

点滴をしていただいたり

職員さんもたくさん気にかけて

見守っていただきましたが


少し大きな病院を紹介され

先日

兄が連れていってくれたところ


すぐに胃瘻にすることが決まり

現在入院をしています




既に胃瘻の手術を終え

経過観察中なのですが

吐き戻しがあるようです


失語症の母は

不快なことも訴えることが難しくて

大丈夫かな…とずっと考えていて


兄や兄の奥さん(義理のお姉さん)も

毎日面会に行って様子を教えてくれたり


昨日は

母の友人も面会に行ってくれて

声は出てかなったけど笑ってくれたよと

報告を受け


少しずつ良い方向へ向かっているようで

少しほっとしました




わたしが平日に子ども達を連れず

埼玉に行くことは

たぶん初めてだと思うし


(今日は夫が早退してくれ

 子ども達の帰宅を向かえてくれるそうで

 ありがたい限りです)


母もびっくりするだろうけど


面会15分の制限はありますが

少しでも母の気持ちが癒される時間に

なってくれたらいいなと

思う気持ちでいっぱいです





今入院している病院は

11年前の冬

母が脳溢血で倒れた時に

救急搬送された病院です


あの日

病院で主治医の先生から

説明を受けた言葉は


『脳の出血の範囲がかなり広くて

 今夜が山です


 もし持ちこたえたとしても

 脳の損傷が大きいので

 お母さんはずっと

 寝たきりになる可能性が高く


 きっと息子さんと娘さんを見ても

 誰だか認識できないような感じだと思います』

でした



一緒に説明をきいていた兄とわたしは

帰ってから


『寝たきりでも

 誰のことも分からなくても

 それでも

 お母さんが生きていてくれれば

 それだけでいいね


 もし叶うなら…

 お母さんが孫達を見て

 少しでも笑ってくれるように

 なるならと思うけど』と

涙を流しながら

兄と話した日を忘れません



それから

少しずつ少しずつ回復した母は


胃瘻が必要なくなるくらい

元気に食事を摂り

(今回は2回目の胃瘻です)


一時期は

立つことも出来るようになるほどで


車椅子で生活しながら

孫達が来ることを楽しみにして

施設で暮らしていました




生きて

わたし達に笑顔を見せてくれて

あの日

兄と話した願いを叶えてくれた母には

言葉では言い表せない想いでいます



退院後は

胃瘻対応の施設に移るため

しばらくは落ち着かない日々になるかと

思いますが

わたしに

出来ることをしていこうと思っています




母のことにも関係しているのですが

もう1つ

とても不安になることが起きていて


ここしばらく不安な気持ちを抱え

胸がギュッとなって苦しい気持ちで

呼吸もうまく出来ないような感じで

言葉にも出せずに

落ち着かず過ごしていましたが


そちらの不安も解消されたので


ようやく

ブログにも書けるほど

気持ちが落ち着いてきたように思います





そう

今ブログ書いてて思いました


こんな時こそ

『心配よりも信頼を』

母に届けて来よう


『また美味しいご飯食べようねクローバー』って

約束をして来よう


面会時間の15分を大切に

過ごしてきます





雨がたくさん降っている地域も多いようです


皆さま

お気をつけてお過ごしくださいクローバー