こんにちは。


そろそろ来年度のことが

気になる季節になってきましたね。


先日“ののはな”活動で

お話しさせていただいたお母さんとの会話で

『もうそんな時期か~』と🌸



この春

入学を迎えたり

支援級への転籍をされたり


『支援級』に籍を置く環境に

なられるお家もあるかと思います。



今まで

『支援級の説明

 子ども達にどうしてますか?』と

質問されることがあったので


今日はそのお話を。



わたしは

子ども達に伝える時は


『一般級(普通級)は

 みんなと同じペースで

 学んでいくことで 

 ぐんぐん伸びるグループ


 支援級は

 ひとりひとりの自分のペースで

 学んでいくことで

 ぐんぐん伸びるグループ


 グループに分かれて

 クラスがあるんだよ』


と伝えてきました。



支援級にいる子ども達が

自分のチカラをたくさん持っていて

自分のペースで学んで

成長していく姿を


幼稚園教諭として

保育士として

自閉症スペクトラムを抱える息子の母として


何度も何度も見てきました。



子ども達の持つチカラには

いつも驚かされ

おそらくそのチカラの大きさを

わたしが想像することは

できないんじゃないか?と

今では考えています。



そして

子ども達がそのチカラを出すには

環境がとても大事だということも

感じてきました。




“みんなと一緒”がすべてではなくて

“自分のペース”で居られることに

こころの安心に繋がることもある

ということを


息子を見ていて感じてきました。



息子の持つチカラを

“自分のペース”で居られることで

見つけられたこともたくさんありました。



『得意なこと・苦手なこと』が

ハッキリしているのなら

特性に合わせた支援を受けられる

支援級に居ることが

息子にとってベストだろうと考え


息子は小学校入学~現在まで

支援級に在籍しています。



先日

中学校に入学してから

支援級でコツコツ作っていた

『各教室の備品が出来上がった』と

連絡帳で報告をしていただき


息子に聞いたら

とても満足そうに

『そうなんだよ~!』と教えてくれました。



備品はミシンを使う作業で

各教室の備品を作るのは

とても大変だっただろうと思いますが


息子が担当し

1人で作り上げ

達成感を感じている息子をみると

ありがたい経験だなぁと思いました。



そして

備品を配布するにあたって

各担任の先生へお手紙も書いたそうで

そのお手紙を

支援級の担任の先生から

見させていただいたのですが


クスっと笑える

挿し絵もあってとても良くて。



なかなか

会話でのコミュニケーションでは

こんな風に

息子のクスっと笑えるような部分は

伝わりにくいのですが


書くことで伝わるなぁと

新しい発見もあり


息子のやりたい(手紙を書く)を

尊重してくださる先生方へ感謝しました。



息子にとっての

支援級はこんな風に過ごしています。




支援級に居ても

一般級(普通級)に居ても


どちらに籍を置いても

子ども達にとって

学校が

“自分らしく”居られる場所で

あってくれたら

親としてうれしいですよね😊



長くなりました。

いつもありがとうございます✨