どんな今日も
目には見えているのに 見えていないの？
聞こえているのに 聞こえていないの？
もしかしたら
心の中では見えていて
聞こえているのかもしれないのに…
見えていなくても そばにいてくれている
返事はなくても 聞いてくれている
見えるもの 聞こえるものだけじゃない
人の心・・
どんなに考えても 伝えたくても
言葉にできないこともある
頭では理解しようと思うのに
受け入れられないこともある
そのつもりはなくとも
言葉で傷つくこともある
どんなに後悔しても
どうにもならないこともある
雲一つない青空を見上げていても
一筋の光も何色さえも
心に届かないこともある
過ぎ去った今日の数々…
いてくれることが 嬉しかった
自分のことよりも 嬉しかった
たわいもない日常が 幸せの塊と気づいた
平穏な日常が続くことだけ 祈った
予期せぬことが 突然我が事になった
昨日までの当たり前は 全部特別だった
かけがえのないものを失う…
消えることのない悲しみを
ずっと傍に抱えていくことだと知った
「寄り添い」言葉より心に沁みた
「ごめんなさい ありがとう」身に沁みた
「おはよう おやすみ」心穏やかに言えた
止まらぬ時の流れの中で
どんな今日も 一期一会
どんな今日も 一日一生
今日も大切な人たちのおかげで
生き 生かされている
最後の今日に
「おかげさまで…」と言えたなら…