- 東京島 [DVD]/木村多江,福士誠治,柄本佑
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桐野夏生の本は「魂萌え」しか読んでいないのだけど、
「魂萌え」を読んだときの凡庸な印象をハッキリと思い出した。
使い古されたセリフ、ご都合の良い展開。
安っぽくて、浅くて・・・。
絶対に面白いから読んで!と貸してくれた友人に悪いから
なんとか最後まで読み終えたのだ。
これだけこき下ろしておいて、
ヘンだけど、実は桐野夏生は好き・・・。
「OUT」は家計の足しにと、深夜に働く女たちを描いたりして、
物言えぬ弱者に対する、徹底した視点には
私は常に尊敬している。
(だけど「OUT」も読んでいない)
普遍的な日常に隣接した、なにくわぬ顔の無常を
ぬけぬけと暴くのが彼女の仕事。
そのスタンスは尊重する。
「東京島」は、その異常なシチュエーションから
すご~く期待して見たけれど
んん~、
人物像が薄っぺらくて、単純で、短絡的。
こ、これは・・・
ワザとこんな風に、サラリーマンが読む大衆文学みたいなできばえに
してる・・・・のかな?



飲んでるみたいだけど。