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この映画スゴイっやじるし

今年のベスト5に入る(私の)aya


ハーブ・ヴォーゲル(夫)郵便局員。

ドロシー・ヴォーゲル(妻)図書館司書。

1970年代から二人はこつこつと現代アートを蒐集していく。

動機はいたってシンプル。

そのアーティストの作品が気に入ったからひらめき電球


専門知識など無用の長物。

一顧だにされない無名アーティストであろうがお構いなし。

その作品が好きだから買う。

なんという潔さ。

惚れ惚れする。


他者からの視線を気にせずに

思いのままに行動することが、こんなにも難しくなった今、

この老夫婦は

狭いボロアパートで(なにしろアートで散財してる)

心置きなく貴重な美術品と寝食を共にする。

飼っている猫と一緒に。

おお!

なんという幸福!

私も彼らのように生きたい!と願う。

これが究極の人生じゃなくて、なんであろう!!


やがて二人が素人としてコレクションした作品は、

真の芸術として価値を持ちはじめ

彼らのセンスが確かであったことを証明する。

なんという目利き。


そして、その4000点をはるかに超える作品を

1点たりとも売ることをせず、
(売ったらビリオネア)

ナショナルギャラリーへ寄贈する!



アーティストたちはこぞってハーブ&ドロシーに

ほだされてしまうの。

投機するためではなく、

ひたすら純粋に、自分の作品を欲しいと現れる

素人の老夫婦を前にして。


心揺さぶられる、本当にすばらしいドキュメンタリーです!

そして監督は日本人女性。

カチンコ佐々木芽生さん。