- 渋谷ではたらく社長の告白/藤田 晋
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サイバーエージェントの創世記には
PCの専門家なんていなかった・・・!!
うわぁ~!そうだったんだ。
てっきり、革新的なテクノロジーを旗印に
最先端を突っ走ってきたのかと・・・・。
若き藤田社長が、必ずや企業家になる!
と、志してからのジェットコースター人生は
意外なほど浪花節だ。
潰れていった他のベンチャーとは決定的に違う、
なにかがあるはず!
それを、知りたい知りたいと思って
一気に読んだのだけど
人並み外れて強い決意から始まり
尋常でない努力と、良き理解者。
仲間と挫折と危機・・・・
そして強運!!
まるで、セオリー通りのテレビドラマみたい。
ベンチャー企業はたいていこうやって
現れては消えて行くのに
藤田社長はのし上がる。
本から読み取れるのは
IT企業だろうが、なんだろうが、
人脈というネットワークが、最後はものを言う
っていうことかなぁ。
その点に関しては
ものすごく目利きな藤田社長。
成功をともに目指す、親友を切り捨てたり、
恩をあだで返す行為も赤裸々に告白している。
しかしながら、真に有益な人脈は手中から離さない!
IT企業家というより、
人と人をつなげるプロデューサーみたい。
経済はまだまだ男社会。
男たちのホモソーシャルなつながりが
ここでも上手く機能しているのがわかる。
でも、企業家は社会にとって、
医者や弁護士のように必要な存在なのだと痛感した。
藤田社長のような人が出てこない社会は
私は嫌だ。
野心にあふれた若者がチャレンジできる日本であって欲しい。