- 結婚の才能/小倉 千加子
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学業も、職業も、地位も資産も、
男女を選ばない。
アカデミズムの世界でも、存分に学ぶためのドアは開いている。
なのに、
高学歴の女の憧れは
ジブンと子どもを一定のレベルの生活水準で
養ってくれるダンナがいる「専業主婦」。
それでも仕事を持つならば
生活のためでなく、自己実現のために働きたい。
これは!
もはや、特権階級の感覚・・・。
稼ぐ必要のない主婦がヒマをもてあまし、
ボランティアに走るゆえん。
だけど、年功序列と終身雇用が公務員だけのモノになった今、
(退職後の天下り付き)
ハゲでデブで40過ぎ&姑付き、くらいは覚悟しないと、
そうそう独身男が残っているわけじゃない。
まったく、結婚受難の世の中である。
しかも優良企業のスクラップ化がこうも続くと
担保付物件(退職金までの企業の存続)の
見極めはあやうい・・・。
現実はもうすでに
夫婦合算した所得で生活するよりほかないのだが
共働きと同時の子育てに
女は身が引き裂かれるのだ。
結婚して家庭を持つこと、
稼ぐこと、
子どもを産み、育てること
すべてが女の肩にのしかかるから。
子どもをリスクテイクと考えるなら
持たない方がいい、絶対に。
母親業とは、唯一無二のお仕事ではあるけれど、
同時に、究極のエゴイズムでもあるのだから。