雨にひかる道
通り過ぎる水しぶき
あたしは歩こう
ゆっくり歩こう

濡れたかさの
水玉もよう
指ではじいた

胸の中の静寂に見えた姿は
振り返ってはくれない
あたしの意識
クツにしみた冷たさは
今のあたしを確かめる温度



水たまりの道
いくつも浮かぶ輪
小さく広がり
重なりぶつかり

眺めていた
いつまでも
落ちるしずく

本当の世界に見てたあなたは
いつも笑ってくれていたのに


雨は
はげしくなって
いつか全てを
洗い流した


この手をはなして
かさはもうない
濡れるばかりのあたしは
いつの間にか
泣いていたの

体つつむ冷たさは
今のあたしを
確かめる温度