
一昨日(9月1日)の大分合同新聞の夕刊を漫然と見ていたら
『沖藤典子』という名前が目に飛び込んできた。
記事に写真が大きく添えられていた。
その姿は私が思い描いていた姿とは
幾分ギャップがあった。
率直なところ、お年を召されたなと感じた。

「ノンフィクション作家の沖藤典子さん(77)が『老妻だって介護はつらいよ』を出版。
80歳の夫をみとるまでの日々を赤裸々に綴った・・・」
と本の紹介が載っていた。
えっ!あのご主人が亡くなられたの?
沖藤さんはもう77歳になられたのか・・・
時の移ろいを見せつけられる思いがした。
私が30代の頃読んだ沖藤さんの『女が職場を去る日』、
かなりのインパクトで未だ記憶に残っている。
それには女性が職業を持って働き続けることの厳しさが書かれていた。
札幌へ単身赴任中の夫、同居している実父の癌発症と介護、
高校受験の長女と小学生の次女の子育て・・・
満身創痍とも思える状態下でありながら、それでも仕事(市場調査)に
情熱を燃やす若き日のエネルギッシュな沖藤さん。
当時、共働きで子ども達は小学生だった私は沖藤さんの
仕事への情熱のすさまじさに驚嘆しながらその本を読んだ。
その記憶がはっきり焼き付いているのに、今回は『老老介護問題』
を提起する体験記。
時の流れの速さ、移ろいを感じ、我が身が年をとったことも実感した。


今日、本棚を探してみると『女が職場を去る日』が見つかった。
引き込まれ一気に読み上げた。
今度は『老妻だって介護はつらいよ』を読んでみたい。