(ぐみの花)

 

何事もきちんとできない。

同じことをするのが苦手なのにもかかわらず、今回同じ切り絵に再度チャレンジしてみた。

もう少し丁寧に作ってみたかった。

ところがやはり駄目だった。どうしても雑な性格が邪魔をする。

今回もまた納得いかないものができ、もうこれ以上手を加える気も失せた。

詰めが甘すぎる。

 

今夜の献立の一品は餃子だった。

餃子の皮の買い置きがあるものと思って夫が大判20枚入りを一つだけ買って来た。

これでは足りない。

買い置きが無い事に気が付いて夫がまた買い物に行こうとした。

一旦買い物から帰ってまた買い物に行くなんて私なら面倒だ。行きたくない。

しかし夫はこういうことをいとわない。行こうとする夫を私が止めた。 

 

「餃子の皮が無くてもなんとかなるから。そんなにきちんとしなくてもなんとかなる」

これが私のやり方。

そして「なんとかなる」と言いながら滅茶苦茶な結果で終わるのがこの私。

 

なんとかしなくては・・・ 

いくらなんでも買い物にまた夫を行かせるのは気が引ける。  

さりとて私も行きたくない。

 

そこで思い付いたのが、残った具をコロッケ風にすること。

餃子の具のコロッケは初めて。

さてどうなることだろう。責任は持てない。

具を丸めて小麦粉をつけ、卵をくぐらせ、パン粉をつけて揚げた。

はてさていかがなものだろう。

恐る恐る食べたら意外やこれが結構おいしかった。

ケチャップ味、ポン酢味、どれもグー!

たまには成功することもある。

 

まあ、こんな感じて適当に主婦業を10年くらい前までやってきた。

久しぶりにその感覚を思い出した。

そう言えば昨日は私がタケノコご飯を作ったっけ。

夫に比べれば本当に手抜き。

でもシンプルなタケノコご飯、私にとってはおいしかった。

家族がどう思ったかは訊かなかったが・・・