久しぶりに本屋に行った。本はあまり読まないが本屋さんに行くのが好きだった。
勤めていた頃、気持ちが落ち込むようなことがあると仕事帰り書店に立ち寄った。
1時間くらい店内を気の向くままウロウロすると不思議と気が晴れていた。

しかし、退職後の今はそれほどストレスが溜まることもないので、そして本も読まないので、もう長い事行くことが無かった。
久しぶりの本屋さん。気の向くままこれという目的もなく歩く。さて一番自分の気持ちがトキメクものはなんだろう?
編み物の本?パッチワークの本?絵?ゴルフ?旅行?・・・何の脈絡もなくあれもこれも手に取ってみる。
今一つときめくものが無い。1時間半くらい本屋さんでうろうろ過ごし、雑誌を1冊買った。
本屋さん、やはり良い!気持ちを前向きにしてくれる。

本を買って帰ろうとして車のサイドブレーキを下ろそうとすると下りない。動かない。
そんなに力いっぱいサイドブレーキを引いた覚えはないのに・・・。
いくら頑張っても動かすことができない。
書店に戻って「あのー、男性の店員さんをちょっとお願いしたいのですが・・・」と頼む。
若い店員さんが車の外から体だけ車に突っ込んでサイドブレーキを下ろそうとしたが下りない。
乗り込んでチャレンジ。するといとも簡単に動いた。
「私のやり方が悪かったのでしょうか?」と尋ねると「いえ、最初、硬くて動きませんでした」と言ってくれた。
長い事車に乗っているがサイドブレーキを動かせなくなったのは初めて。
今度こういう事があったら見てもらわなくては・・・・。

夕方、夫と散歩。これも本当に久しぶり。
山は雪を被っている。こういう光景は珍しい。
やはり外の空気は活力をくれる。
こういうささやかなことが幸せな事なんだと思ったりした。