あわあわするキョーコと失神寸前の女将。
「キョーコちゃん、彼が君の知り合いだと
言い張ってさ。うん、でもよかった!
知り合いっぽいね。俺、蓮としばらくロケ
で留守にするから預かれないし。悪い、
彼の面倒みてくれるかな。」
社の言葉にキョーコは目が点になる。
「私がコーンを?私は現在、だるまや
さんの居候で、コーンが住む部屋はない
ですが。」
「それだったら一階の…「蓮のマンション
が空いてるから。」
女将の言葉を制して社は言った。
「えっ?」
「一週間、彼に住んでもらうから。
キョーコちゃんお世話よろしくね。」
「社さん、いきなり困ります!!
ねえ、コーンも何かいってよお。」
「キョーコちゃんよろしくね。」
コーンは悪い笑顔を浮かべた。
第3話に続く