「ワインに合うおつまみ作ってみまし
た。」
キョーコが微笑みながら蓮に赤ワイン
を注ぐ。
「彩りが綺麗だね。さすがキョーコだ
ね。」
蓮は嬉しそうにおつまみをつまむ。
「あの、ワインも…」
キョーコは勧める。
「一人で飲むのも何だから、キョーコも
飲まない?」
「え!!いや…それはちょっと…」
「どうしたの?この赤ワイン…何か?」
「何でもないよ////私も飲むから飲ん
で。」
「うん……」
10分経過
「敦賀さん、飲んで?」
「キョーコこそ。」
「ワインに合うおつまみ作ったのに
寂しいな。」
キョーコはナツ魂を乗せ、必死に
勧める。
「そうだな。キョーコが飲んだら俺も
飲もうかな。」
蓮はキョーコの頬をつついて、甘く
囁いた。
「つうっっ////判ったわ。飲む!!」
キョーコはグラスのワインを飲み
干した。
瞬間、胸が波打ち、全身が熱く燃え
上がった。
「何滴盛ったの?最初からワインが
開けてあるなんておかしいと思ったん
だ。」
楽しそうに話す蓮。
「わざと置いたわねっ!謀ったの
ねっ!」
「ふふ、ナツのままワイン飲んじゃ
ったね。キョーコに戻れないね。
さあ、ナツ。俺におねだりしてごら
ん?でないと抱いてあげないよ?」
後編に続く 勿論、限定です!!