また、続けてしまいました(^_^;)
すごく暇な方のみご覧くださいませ。
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「はあっ、お前がキョーコと結婚す
る?!」
尚はデビュー予定のおかしな名前の
ロックバンドのリーダーの言葉に大声を
あげた。
「そうなんです。最上さんと東大に入り、
卒業後に結婚するんです。不破さんが最上
さんと親しいと美森さんに聞いたのでご挨
拶に来ました。」
(…美森のやつ、どういうつもりだ!)
どうみてもミュージシャンというより
お笑い芸人にしか見えない勉を最初は睨ん
でいた尚だったが、急に閃いた。
「おい、お前がここにきたのはお門違いだ
ぜ。あいつと親しいのは敦賀蓮だ。」
尚はにんまりしながら言った。
(…敦賀…あいつの豆鉄砲くらったような顔
みてえな。)
「前にお会いしました。敦賀さんには
ライバル視されました。相手に不足はない
ですね。」
勉は得意気に言った。
(…こいつ、凄すぎる!
「ゴージャスター」敦賀蓮を向こうに回し
てマジで言ってやがる。)
尚は意外とこいつすごいかもと妙に感心
するのだった。