某様の猫のお話見て、ののも書きたいと
思い、かいてみました。
似ても似つかない作品。。(〃_ _)σ∥
すごーく暇でこの際、なんでもいいやと
いう方のみおよみくださいませ。
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「女子二人なら安全でしょ？」
古賀の言葉にキョーコと朝比奈は顔を
見合わせた。
「ホントに猫飼ってるんですよね？」
キョーコは念押しした。
「やだなあ、京子ちゃん。俺が嘘をつく
ようにみえる？」
「す、すみませんっ。」
「さあ、ついたよ。」
古賀のマンションに二人はやって来た。
「お邪魔します。」
「にゃうん。」
毛並みのいい猫が二匹玄関で出迎えて
いた。
一匹は片目が翠色の本当に美しい猫
だった。
「ふわふわもこもこして優雅な猫です
ね。」
キョーコが言うと古賀はふふっと
笑った。
「それ、レンっていうんだ。隣はイツ
ミ。」
「へっ？」
「もう一匹いるんだ。さあ、中へどう
ぞ。」
キョーコはリアルな名前に顔がひきつ
る。
(…何故に猫にレンだなんて////)
「お邪魔します。わあ、豪華なリビン
グ。素敵ですね。」
朝比奈が感嘆の声をあげる。
「まあ、寛いで。お茶いれてくるね。」
古賀がキッチンに向かった。
「さすが、古賀さんよね。京都駅近くの
高層マンションの最上階をロケだけの
ために借りちゃうなんて。」
朝比奈の言葉にキョーコも頷く。
「きゃあ、東寺や五重塔がみえてる。
ん？」
キョーコは足元をみた。
「猫だわ。え？」
その猫は毛並みが悪く痩せていた。
「その子は、キョーコっていうんだ。」
お茶セットを持った古賀が言った。
「「キョーコ？！」」
キョーコと朝比奈は思わず顔を見
合わせた。
「可愛いだろ？」
古賀の言葉にキョーコはムッとした。
(…全然、可愛くないっ！わざとだ！)
そこに「レン」と「イツミ」が優雅に
入ってきて仲良さそうにじゃれていた。
「キョーコ」は隣で構ってとお腹を出
して転がっていた。
「あはは、「キョーコ」妬んじゃって可
愛いなあ。」
笑う古賀と苦笑する朝比奈の横で
キョーコは俯いてスカートをつかんで
いた。
(…古賀さん、敦賀さんへの私の気持ち
知ってて酷い。)
「すみません、帰ります。」
キョーコの言葉に古賀は驚いた。
「えっ、帰っちゃうの？紅茶飲んで
いって。」
「すみません、失礼します。」
丁寧にお辞儀して立ち去るキョーコ。
「やれやれ。」
頭をかく古賀。
「古賀さん、いじわるですね。この
三匹家族ですよね？キョーコは二匹の
子供。目がレンと同じ翠色です
ね。」
朝比奈の指摘に古賀は頷く。
「朝比奈ちゃん、さすがだね。京子
ちゃんもよくみればわかるのに恋は
盲目だね。そこが可愛いんだけど。
早く、敦賀くんを諦めればいいのに
…さあ、ミケおいで。」
古賀はキョーコと呼んでいた子猫を
拾い上げた。
End