「どうかな?」
蓮は得意気に「物干し台」を披露した。
キョーコは蓮の口車?!に乗り、週末彼
のマンションに宿泊することになった。
「ついに?ついに?」
社の浮かれようが、すごかったが演技の
勉強とキッパリという二人を疑惑の目で見
ながら先程帰っていった。
「トレーニング室のバーにハンガーです
よね?」
中途半端な高さに苦笑するキョーコ。
「駄目?」
蓮の悲しげな目にハートを撃ち抜かれる
キョーコ。
「だ、大丈夫ですよ///雰囲気出ていま
す。」
「よかった。お隣さんだね。よろし
く。」
神々スマイルに浄化されるキョーコ。
「はい////あ、私、ドラマの中の料理作っ
てみますので、敦賀さんは寛いでいてく
ださい。」
「俺も手伝うよ。ふふ、龍は桜の部屋に
醤油を借りにいくんだよね?」
「そうです。」
「頻繁に出入りしているうちに二人の距
離が縮まって…結ばれる。」
「………//////」
「俺、この作品の原作本持っているから
あとで読んでみて。」
「はいっ!」
(…読んで心の準備しておいて。最上さ
ん。)