「最上さん、俺は君を愛してる。」
「嘘っ、敦賀さんの好きなひとは…」
「キョーコ、君だよ。」
蓮はキョーコの手を取り立ち上がら
せた。
「あっ、あのっ、あの////」
キョーコは愛の告白に続き、キョーコ
呼びに狼狽える。
「キョーコって呼んでもいいよね？」
「は、はいっ！！って、あの////敦賀
さん、何時から私のことを？」
キョーコはおもいきって聞いた。
「う～ん、4年前からかな。なんか照れ
ちゃうね。」
蓮は乙女のように照れて赤くなった。
(…想い人、４つ年下の高校生キョーコ
ちゃんは私だ！)
キョーコは行き着いた真実に衝撃を受
ける。
(…ずっと、相思相愛だった？！)
キョーコは蓮がじっと見つめているの
に気がつき、ハッとする。
「キョーコ、君の返事を待ってる
んだけど？」
「えっ？」
「俺のことどう思ってる？」
「どうって/////」
キョーコはボワンと真っ赤になった。
(…これって、どっきりじゃないよね。エ
イプリルフールじゃないよね////)
キョーコは胸に手を置き、深呼吸して
から答えた。
「お慕いしています。」
キョーコの言葉に蓮はホッとしたよう
に息をついた。
蓮はキョーコを抱き寄せ、顔を近づ
けるとそっとキスした。
「敦賀さん…。」
キョーコは目を潤ませた。
蓮はキョーコを抱き寄せながらソファに
腰を降ろした。
「キョーコをもう少し堪能させて？」
甘い囁きにキョーコは頬を染めなが
ら頷く。
蓮は熱いキスを何度もキョーコに浴びせ
た。
「キョーコ…キョーコ」
蓮は首筋に唇を這わせながら指を胸に
差し入れた。
胸を包み込み、頂を刺激する。
「あんっ…敦賀さん…ダメ…」
「ダメじゃないだろ？」
蓮は甘い微笑みを浮かべた。
何度もキスをし、身体を撫でていた
蓮だったが、暫くすると身体を離した。
「敦賀さん？」
キョーコは蓮を見上げた。
「これ以上のことをするにはキョーコの
ベッドは見なくても小さいと思う。早
く、俺の部屋に引っ越して来て。ねっ。」
キョーコは恥じらいながら頷いた。
リク罠＆逆引きドボン作品記録＜７＞