またまた、まじんさまのリク罠に
ドボン…参加させていただきました。
リク罠205 小悪魔の危険な遊び
原題通りのタイトル、内容でいかせて
いただきます
リク罠＆逆引きドボン作品記録＜７＞
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最上キョーコ、二十歳。
一年前、東大法学部入学で世間を
驚かせた実力派女優。(高校入学が諸事情
で一年遅れたが、大学はストレート合格)
Box-Rのナツから小悪魔で売り出し、
その後、次々と小悪魔キャラを演じ、 大ブ
レーク。
現在放送の「美少女探偵 サクラ」は
女優「京子」の人気を不動にした作品で
第３シリーズに突入だ。
今回のボスは抱かれたい俳優No.1の
先輩俳優 敦賀蓮。
「最上さん、よろしくね。」
蓮は久しぶりのキョーコとの共演に
神々スマイルを浮かべる。
「こ、こちらこそよろしくお願い
します。」
思わず頬を染めるキョーコ。
蓮はそんなキョーコをじっと見つめる。
「敦賀さん？」
「いや、なんでもない…」
蓮は目を逸らした。
「？」
「スタート！！」
「ボス、書類を書きすぎて手が疲れ
ちゃった。揉んでくださる？」
甘ったるい声でサクラはボスに
右手を差し出す。
「疲れちゃった？可哀想に」 ボスはサクラの右手を両手で
包み込み、サクラを見上げる。
妖艶に微笑むサクラ。
「……………」
「カーット！！敦賀くん、台詞！」
監督の声にハッとする蓮。
「すみません、もう一度お願いしま
す。」
「お疲れ様でした。」
「お疲れ、敦賀くん。疲れてるんじゃ
ないの？君らしくない演技だったぞ。
もっと京子ちゃんに絡んでくれな
きゃ。抱かれたい俳優No.1が泣くぞ」
監督が冗談混じりに言った。
「すみません。」
苦笑する蓮。
そんな蓮を「サクラ」は薄笑いを
浮かべながら見つめていた。
(…やっぱりね。敦賀蓮はナツの時から
小悪魔が好きなんだわ。最上キョーコに
はまったく関心ないくせに。ふふ、撮影
中はあたしが あ・そ・ん・で・アゲル)