リク罠リスト＆逆引きドボン作品記録「７」
キョーコは朝の日差しが眩しくて
目をさました。
記憶が曖昧でぼんやりしていた。
女優の大木樹に騙され、呼び出され
殴打されて倒れて…なぜか敦賀さんが
夢に現れ、キョーコを誉め称え、抱き締め
た。
(…あり得ない、ないない！敦賀さんが
私に////あんなこと…)
「どうしたの？キョーコ。怖い顔して。」
蓮の声にキョーコはギクッとする。
(…腰にある手って！@%&#¥$! !&%)
キョーコは恐る恐る振り返った。
切れ長の大きな瞳でみつめるのは
紛れもなく先輩俳優敦賀蓮だった。
乱れ髪がセクシーだ。
「お、オハヨウゴザイマス。敦賀さん
なぜここに？」
茹で蛸のような顔のキョーコの顔を
見て蓮はクスッと笑った。
「おや？とぼけても駄目だよ。昨日、い
や、今朝まで愛し合ったんだから。」
蓮は腰に回していた手を下に伸ばした。
「ああん…つ、敦賀さん…そんなとこ。」
身体をよじるキョーコを不思議そうに
見ていた蓮はハッとした。
「最上さん、記憶が戻ったの？」
「は…い。あのこれは一体？」
「見ての通りだろ？」
蓮はチュッと軽めのキスをした。
「こ…この状況////も含めて説明を
お願いします。」
キョーコに促されて蓮は簡単に
今までの経緯を話した。
「危害を与えた女優は相手の事務所に抗
議して解雇された。君と会うことはない
だろう。念のため、うちから彼女には尾
行がついてる。」
「………。」
「仕事はどうにか調整ができたが、どう
しても難しいのがバラエティにひとつ
あってルトさんと琴南さんが交代でこな
してるよ。」
(…坊だ！)
坊を演じているふたりを想像して吹き
出した。
「やっと笑ったね。久しぶりだね。君
の笑顔。」
「敦賀さんのお仕事は？私と違って山
のように…「stop！君のことが一番に決
まってるだろ？」
蓮はキョーコの頬をつついた。
「忘れたかもしれないが、君は俺の相
手役に決まり、二人でハリウッドにい
く予定だった。だから、準備も含めて
長い休みをもらっている。その前に君
に告白しようと…」
キョーコは思い出した。
オーディションに合格したときに
蓮から「おめでとう。一緒にハリウッ
ドに行くけどその前に君に大事な話が
ある。後で連絡する。」
そう言ってキョーコのおでこにキス
して去っていった。
その時、(…もしかして、敦賀さん
私のこと…)予感がしていた。
それを大木樹に見られていたことに
気づかなかった。
蓮の指が身体を這い始めた。
「お嬢さん、そろそろ続きを始めても
いいですか？」
「はい/////」
End
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
最後巻いてしまいました
年内で終了したかったのですが…。
お正月に桃はちょっとと思い、
サクッと仕上げました。
『リク罠』終了いたしました。
出来映えはいかがでしたでしょうか？
また、参加させていただければと
思います
蓮のすんでいた豪邸はあの方の
お宅です。
あの方とお孫さまはアメリカで
二人を待ち構えています。
滞在先は暑苦しい蓮の両親宅。
「クーよ、俺、二人をみたら、にやけそ
うだせ。」
「私もついにキョーコが娘になるかと思
うと涙が出そうで…。なに作って貰おうか
な。」
「お二人とも！蓮さまとお姉さまはまだ
婚約も結婚もしてませんからね。」
あくまで冷静なマリアだった。
キョーコは朝の日差しが眩しくて
目をさました。
記憶が曖昧でぼんやりしていた。
女優の大木樹に騙され、呼び出され
殴打されて倒れて…なぜか敦賀さんが
夢に現れ、キョーコを誉め称え、抱き締め
た。
(…あり得ない、ないない！敦賀さんが
私に////あんなこと…)
「どうしたの？キョーコ。怖い顔して。」
蓮の声にキョーコはギクッとする。
(…腰にある手って！@%&#¥$! !&%)
キョーコは恐る恐る振り返った。
切れ長の大きな瞳でみつめるのは
紛れもなく先輩俳優敦賀蓮だった。
乱れ髪がセクシーだ。
「お、オハヨウゴザイマス。敦賀さん
なぜここに？」
茹で蛸のような顔のキョーコの顔を
見て蓮はクスッと笑った。
「おや？とぼけても駄目だよ。昨日、い
や、今朝まで愛し合ったんだから。」
蓮は腰に回していた手を下に伸ばした。
「ああん…つ、敦賀さん…そんなとこ。」
身体をよじるキョーコを不思議そうに
見ていた蓮はハッとした。
「最上さん、記憶が戻ったの？」
「は…い。あのこれは一体？」
「見ての通りだろ？」
蓮はチュッと軽めのキスをした。
「こ…この状況////も含めて説明を
お願いします。」
キョーコに促されて蓮は簡単に
今までの経緯を話した。
「危害を与えた女優は相手の事務所に抗
議して解雇された。君と会うことはない
だろう。念のため、うちから彼女には尾
行がついてる。」
「………。」
「仕事はどうにか調整ができたが、どう
しても難しいのがバラエティにひとつ
あってルトさんと琴南さんが交代でこな
してるよ。」
(…坊だ！)
坊を演じているふたりを想像して吹き
出した。
「やっと笑ったね。久しぶりだね。君
の笑顔。」
「敦賀さんのお仕事は？私と違って山
のように…「stop！君のことが一番に決
まってるだろ？」
蓮はキョーコの頬をつついた。
「忘れたかもしれないが、君は俺の相
手役に決まり、二人でハリウッドにい
く予定だった。だから、準備も含めて
長い休みをもらっている。その前に君
に告白しようと…」
キョーコは思い出した。
オーディションに合格したときに
蓮から「おめでとう。一緒にハリウッ
ドに行くけどその前に君に大事な話が
ある。後で連絡する。」
そう言ってキョーコのおでこにキス
して去っていった。
その時、(…もしかして、敦賀さん
私のこと…)予感がしていた。
それを大木樹に見られていたことに
気づかなかった。
蓮の指が身体を這い始めた。
「お嬢さん、そろそろ続きを始めても
いいですか？」
「はい/////」
End
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
最後巻いてしまいました
年内で終了したかったのですが…。
お正月に桃はちょっとと思い、
サクッと仕上げました。
『リク罠』終了いたしました。
出来映えはいかがでしたでしょうか？
また、参加させていただければと
思います
蓮のすんでいた豪邸はあの方の
お宅です。
あの方とお孫さまはアメリカで
二人を待ち構えています。
滞在先は暑苦しい蓮の両親宅。
「クーよ、俺、二人をみたら、にやけそ
うだせ。」
「私もついにキョーコが娘になるかと思
うと涙が出そうで…。なに作って貰おうか
な。」
「お二人とも！蓮さまとお姉さまはまだ
婚約も結婚もしてませんからね。」
あくまで冷静なマリアだった。