最上さんに気持ちを告白して
受け入れてもらった。
今日は恋人同士になって初めての
オフ。
俺の家で最上さんに食事を作って
もらい、二人で食べて食後にお茶して
二人で後片付け。
ここまではいままでと同じ。
これからは…。
ソファに並んで座り、微動だに
しない二人。
「最上さん…」
「は…はいっ!!」
「もう少し、そばに来て?」
蓮はキョーコの肩をそっと抱く。
「わ、わたし、あのっ!」
「ん?」
「泣きません!絶対、泣きません
から!」
キョーコは妙に力を込めて言った。
顔は赤く、耳まで真っ赤だ。
「??」
蓮はしばらく首を傾げていたが、
そうか!と納得した。
「最上さん、愛してるよ。」
蓮はキョーコにそっと口づけた。
End