仙台シアターラボは、ハイコンテキスト集団です。
ワークの名前に、一般の人が分からない物が多いですし、
例として説明する事例や、アート作品も、シアラボの以前の公演だったり、マニアックな作品だったりします。
さらには身体や精神や感覚を説明する際も専門的な言葉が飛び交います。
トライアルでは毎回参加者の皆さんとのコンテキストのすり合わせに膨大な時間を要します。
そして最近、8/24のオーディションから、約2カ月間コミュニケーションをすることで、お互いの話が通じるようになってきました。
市民参加型の公演製作を行うときに、最も大変なとこがここで、
最も楽しみなとこもここだと思います。
交わるはずのない人々が交わり、
繋がるはずのない、記憶や思考や想像が繋がるとき、
新たな価値観が創造されるような気がするのです。
様々な年齢層、様々なキャリアの俳優が出演する、トライアル2015。
ここからが佳境です!