専門学校生や中高演劇部員には演劇を続けてもらいたいです | 野々下孝ブログ

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仙台を中心に活動する演出家・俳優 野々下孝  

演劇部や、お芝居に関心のある未成年に、大人になっても演劇に関われる選択肢がいくつもあることを示すことが地方演劇人の一つの役割だと思う。

お芝居でお金を稼ぐことだけが全てではない。

WSを考え、WSの営業を行い、WSの打ち合わせをし、補助者を手配して、WSを行う。
助成金を申請し、スケジュールを決めて稽古場を確保し、スタッフを手配し、チラシを作り、稽古内容を決定し、稽古し、セットプランをを考え、選曲し、照明プランを考え、ものまねを作り、エチュードネタを探し、身体訓練と発声練習をして、稽古をして、本番、振り返り、次回公演の助成金申請をするというのが、
たった一人の演劇人によってできてしまうのが、演劇の面白いところだと思う。

専門学校の生徒や、中高生演劇部員には是非知ってもらいたい。

オーディションに落ちても、演劇は続けられます。

演劇やアートは、続けたい人がいつまでも続けられるものだと思います。