ものづくりの現場見学 | メガネのいまむら お店日記

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7/21(土)

地元越前東郷のものづくり現場を尋ねるツアーに

参加させて頂きました。

 

おりものやさん、象牙工芸、家具工芸。

全て初めて伺わせて頂きました。

 

越前東郷は織物の町。

 

私が小さい頃は

あちこちにはたやさんと呼ばれる

織物の工場があり

賑やかな音が鳴り響いていました。

 

 

母方の祖母も地域のはたやさんで働いており

よくそこに連れて行ってもらったり

母方の大叔母のところもはたやさんだったりして

比較的馴染みがあります。

 

が、今はそのはたやさんもかなり減りました。

貴重なはたやさんで

生地のサンプルを沢山拝見させて頂きました。

 

様々な柄、織り方、素材の生地があり

直に触ってお話をうかがって

刺激を受けたひと時でした。

 

象牙の工芸品を作っているところも。

普通の人はほぼ見る事のできない現場だと思います。

あまりに貴重な品々で

クラクラするほど。

そこにいるだけで

なんかとてもいい「気」を頂けたような気がします。

そこにかける職人魂というか

ものづくりへの姿勢に

身の引き締まる思いでした。

 

家具工芸。

存在は知っていましたが

工場を実際見せて頂くのは初めて。

大きな工場で

結構大きなものを加工されているので

東郷でこんな所があったんだなと

こちらも刺激を受けました。

 

そのあとは昼食を挟んで

越前東郷の商品開発について

様々なアイデアを出し合いました。

 

 

実際もう出来ている和紙ファイル。

 

様々な色や柄、サイズのものがあります。

 

 

こちらはA4サイズの見開きタイプ。

 

 

伊勢型紙を使って

オリジナルで色だししたもの。

すっきりと洗練されてデザインです。

 

 

縫っている糸も

お揃いのカラーでこだわっています。

こういうディテールって

全体の印象的を左右するので

大事ですよね。

 

 

福井と言えば越前和紙。

越前和紙で作られている

品のいい素敵なファイル。

 

 

例えばお打ち合わせなどの際

こんな素敵なファイルから資料が出てきたとしたら

ああ自分のことを大切に思ってくださっているんだなあと

ぴしっと背筋が伸びます。

 

きちんとむきあってくれる相手には

こちらもきちんと向き合わなければと思わされます。

 

人工的なクリアファイルよりも

断然に思いというか温かみというか

人間性が伝わると思います。

 

 

もっと多くの方にこの素敵な商品をお手にとって頂くために

私たちにできることはなんだろう?

 

実際ものづくりの現場を拝見して

また新たな刺激を受けました。

 

これを生かして

できることを探し

実際取り組んでいけたらいいなと思います。