経口免疫療法を開始して33カ月

息子の小麦の負荷試験に付き添ってきました


朝から通いなれた病棟に息子と一緒に向かいます

これまでこの病棟で何度も負荷試験をしてきました

初めて食べた卵焼きに感動してすぐ嘔吐したこと

滴程の牛乳に咳き込み意識を失ったこともあります

でも息子は私よりも妻と挑んだ負荷試験の方が多く

私が知っている2倍も3倍も辛い思いをしています

今日は辛い思いをしないといいんだけど


ご存知の方も多いかと思いますが経口免疫療法とは

アレルギーを引き起こす食材を毎日少しずつ食べ 

また摂取量を徐々に増やし克服していく治療法です


先生曰くこの治療は親子のやる気と根気が重要だと

毎日同じものを食べ続けないといけないことから

幼いばかりに途中で飽きてしまったり

その食材が嫌いになってしまう子も多いそうです

嫌いになったら最後 口にしなくなり

治療が失敗に終わるケースも多いそうです


息子の食物アレルギーが分かったのは生後7ヶ月

成長とともに自然に治るケースも多いと聞き

その時はそこまで深刻に考えていませんでした

でも負荷試験を繰り返せど繰り返せど反応があり

いつしか経口免疫療法しか方法がない歳に


アレルギーは早く治したいが失敗は避けたい

食べたいという意志と毎日食べ続ける忍耐がつく時

それが経口免疫療法をスタートさせるタイミング

言葉にすると簡単ですが私も妻も

なかなか踏ん切りがつきませんでした


結局はじめたのは410カ月の時でした

息子がどこまで理解していたのかはわかりませんが

「やる!毎日頑張る!」と宣言したから


すぐにうどん0.1gを毎日食べはじめました

2週間続けてアレルギー反応が出なければ

0.5gそして1gと徐々に量を増やしていきます

発疹や咳などのアレルギー反応が出た場合は

摂取量を1つ前のフェーズに戻し また繰り返します


うどんが嫌いにならないようメニューも工夫します

温・冷・焼はもちろんナポリタン風やカレー味等

でも食べたくなくなった時期もやはりありました

泣きべそをかきながら食べた日もあります

ずっと頑張ってきたん努力を無駄にしないで!

厳しめの言葉でハッパをかけたこともありました


9ヶ月かけて100g(うどん半玉)まで

問題なく食べられるようになりました

最初は米粒程度しか食べられなかったのに

チュルチュル音を立てながら食べています!

毎日の積み重ねって本当にすごい!!

100gをクリアしたら増量期が終了です


続いて維持期です

うどん100gを食べることには変わりありませんが

今度は摂取する間隔をあけていきます

1日おきに100g4週間食べ その次は1週間に2

最後は週1回まで間隔をあけ 反応が出ないか見ます

そして反応が出なければ2週間小麦を完全除去し

病院で負荷試験にのぞみます


負荷試験はまず100g1/3を食べ 

40分間様子を見て反応がなければ

続いて2/3を食べ 80分間様子を見るというもの

ただこの2週間完全除去後の負荷試験が難関で

今回で既に3回目の挑戦となります

2年以上この維持期で頑張っていることになります


まず1/3を食べました

胡麻と海苔を薬味にポンズ味の冷うどんです

うまー!と声を上げながら一瞬で食べ終わります

40分待ちますが反応はありません


続いて2/3を食べます

今度は鰹の香る温かいおだしのうどん

再びうまー!と声を上げて食べております

ここから80 反応が出ませんようにm(_ _)m


時々先生が様子を見にきてくれましたが今日は

咳き込むこともなければ発疹が出ることもなく順調

本人曰くアレルギーの症状が出る前の前兆である

耳の中の痒みもないそうです 今日こそいけるかも!


でも60分が過ぎた頃 左の頬にうっすらと赤みが

そして70分が過ぎた頃 その赤みが発疹になり

また80分が過ぎた頃には反対の頬にも発疹が

耳の中は痒くないとのことで軽度ではありますが

残念ながら明らかにアレルギーの反応です


結局この日出た反応はこの発疹2つ

100分を超えた頃には自然と消えていきました


家でも何度も出たことがある軽度な反応

また今日は耳の中が痒くなければ咳も出ていない

これで陽性になるのであれば今後も難しいかも


先生に素直に相談しました

家でもよく出る反応で呼吸器には反応がないこと

毎回薬や吸入を使用せずに自然と治っていること

そしてこれ以上維持期で食べ続けても

完全な無反応にはならない気がすること

先生も悩まれている様子でした



結果はお昼ご飯を食べた後に言い渡されました

先生方で協議してくださったんだと思います

軽い反応はあるが「陰性とする」との判断でした!


理由は軽微な反応で自力でおさまっていること

また今後も100gで危険な状態にはならないだろうと

そしてこのまま維持期を続けていくよりも

治療を先に進めるべきであると考えたとのこと


息子も私も大喜び!頑張った甲斐がありました!!

これで小麦が解禁になるわけではありませんが

まずは大きな山を越えることができました!


維持期を無事クリアしたので今度は36ヶ月の間

100gのうどんを週2回を目処に 自由に食べ続けます

そして最後の負荷試験は1度も食べたことのない

200gを食べ 反応が出なければ晴れて解禁です


そして小麦が解禁になったら次は卵

卵は最近1/100(0.5g)を食べられるようになったとこ

たぶん同じような長い道のりが

そこにあるんだと思います


妻との合言葉は絶対に焦らないこと

今だってゆっくりだけど

確実に良くなっているんだから


この日はお祝いにいつものモスバーガーを

いつもより多く買って帰りました