我が家は大の大の大の旅行好き

色んなところを旅して 見て食べて触れて感じて

非日常で特別な時間を家族でたくさん過ごしたい!


ということで子供達をあちこち連れ回してきました


スキーよりもスノーシューが楽しかった安比高原

定置網漁の大迫力に圧倒された房総の漁師宿

自分で釣ったグルクンを唐揚げにして食べた宮古島


どれもこれも都会では経験できない最高の思い出

そして特別な時間はいつまでも色褪せることなく

子供たちはいつだって楽しそうに話してくれます


旅行は家族力を高める魔法なんだと私は思います


ただ息子(8)は多品目の食物アレルギーがあり

外食ですら難しいのに旅行となるともっと困難

辛い記憶ですが旅先で誤食したこともあります

でも子供を守ることが親の務めなら

色んな経験をさせてあげるのも親の務め

旅行を諦めるのではなく精一杯リスクを下げ

子供達を連れて行くことを選択したいと思います



でもどうやったらリスクを下げることができるのか

今回は宿をテーマに書かせていただきます


食物アレルギーがあるとアレルギー対応食を

提供してくださる宿を探す方も多いと思います

でも中にはアレルギーの正しい知識を持たずに

それっぽい料理を提供する宿もあり注意が必要です


5年前 ある小さな温泉宿に対応食をお願いしました

そのご主人は私たちにできることであればと

快く私たち家族を受け入れてくださいました


しかしこの温泉宿に行って実際に出てきた料理は

卵が原料のマヨネーズがサラダにかかっていたり

お味噌汁に小麦の塊である麩が入っていました

そして除去を伝える横でお腹が減った息子は

出されたハムを美味しそうに口に頬張っていました

確かハムは卵白を使っているものもあったはず

嫌な予感は的中 数分後に嘔吐してしまいました



食物アレルギー対応とは使用する食材に含む

アレルゲンを確認し除去するのが一般的な対応です

でもこのお宿は見た目と感覚で判断されていました

ハムは肉の塊だからアレルゲンはないだろうって

信じられないかもしれませんがこれが事実でした

宿に全てを任せてしまった私の判断ミスでした

このような宿はおそらく他にもたくさんあります


アレルギーにはこのなんちゃって対応が最も危険

でもどうやったら安心できる宿を見つけ出せるのか


私が1番安心できると考えているのは

低アレルゲンメニューが既にあるお宿です

アレルギーがある方の宿泊を想定して下さっており

試行錯誤の末 完成した食事を提供くださいます


沖縄に限ってはアレルギーの取組みが進んでおり

いくつかこのようなお宿を見つけることができます

ただ沖縄以外となるとその数はとても少なく

なかなか見つけることができません

それだけリスクも高く難しいことなんだと思います


次に安心できると思うのが修学旅行等学生団体を

頻繁に受け入れているお宿です


10年以上前ですが私自身旅行会社に勤務しており

中学校の修学旅行に携わっていました

食物アレルギーのある生徒がいる学校は当時も多く

その場合はお宿等に代替メニューを依頼します

1度も断られることはなく誤食もありませんでした

また息子が先日参加したサッカー合宿の民間施設も

いくつか代替メニューが既に用意されていました

原材料も確認しましたが全く問題ありませんでした


アレルギーの食材や程度によって異なるかもですが

学生団体を頻繁に受け入れているお宿にとっては

食物アレルギーは決して珍しいことではなく

当たり前に対応しないといけないことなんでしょう


ご旅行を予定される機会がございましたら

これらのような宿があるか是非探してみてください

またない場合も諦めずにしっかりお宿とやり取りし

安心した食事を提供いただけるか確認してください


ではそのお宿とのやり取りについて書いていきます

低アレルゲンメニューがあっても

学生団体を受け入れているお宿であっても

これらに当てはまらないお宿であっても同じです

重要なのはNG食材やその詳細を確実に伝えること

そしてどんな対応になるのかを確認することです

決して私みたいにお宿任せにしないでください


参考までに私が必ず伝えていることは下記です


NGなアレルゲン:小麦、卵、乳、エビ、カニ、大麦

 -醤油に含む小麦は問題なし(日常生活でも使用)

 -卵はつなぎに使用する卵白等もNG  完全除去希望

 -大麦は麦ごはん・麦味噌がNG 麦茶は可

 -乳、エビ、カニは完全除去希望

②未摂取のアレルゲン:ピーナッツ、そば

 -これまで食べたことがなく完全除去希望

③その他

 -アレルゲンを揚げた油での料理は避けたい

 -お刺身等生魚は可(普段から食べています)

 -必要に応じ対応費等をご請求ください


そしてよくいただく質問や回答が下記です

 -メニュー案を作るので事前チェックください

 -コンタミはNGか(専用調理場がないため)

 -エビ等と同じ甲殻類のイカや貝は食べられるか

 -表示義務のある7大アレルゲンのみ対応可


色々ご質問くださるお宿は真摯にアレルギーと

向き合ってくださっているんだと思います

コンタミの質問なんてまさにそう うれしい限りです


ただ一方で宿泊施設の食物アレルギー対応は

食品表示のように法律で定められたものではなく

宿独自のサービスで要求することではありません

個人的には可能な範囲でお願いすることがマナーで

また誤食を起こさないために重要だと考えています


ただ1つお願いしたいのがメニューの事前提示です

万が一の誤食をなくすために最後は親が確認すべき


経験上 目の前に料理が出てきたタイミングでは

子供は食べたくてしょうがないので間に合いません

もしもの修正を考えれば宿泊の2.3日前までが理想

最低でも到着時には確認し気になるものがあれば

お宿には申し訳ないですが外してもらいましょう


ちなみに私が確認するのは主に2

まずかまぼこやふりかけ、ソースにドレッシング等

宿で作っていないだろう市販の食品です

これはハムの誤食事例のようなミスを防ぐためで

気になる食品は必ず質問するようにしています


次に食べたことのない食材が含まれていないかです

これは新たなアレルゲンに備える意味合いです

というのもいつもより少しリッチな宿に泊まった時

アレルゲンが不明ながら反応が出てしまいました


除去をお願いしたアレルゲンは使用しておらず

宿側のミスは特に見当たりませんでした

疑わしいのはソースに使用した微量のフォアグラ

調べてみたらアレルギー反応が出ることがあり

息子が今まで食べたことのない食材でした

正直新たなアレルゲンまで想定していませんでした


少し特殊な例のように聞こえるかもしれませんが

表示推奨の28品目に含まれる鮑にいくらや松茸

いずれもお宿の料理に使われそうな高級食材です

旅先で新たなアレルゲンを発見するリスクを考え

チェックしておく必要があると私は考えます


以上が私の経験からお伝えできることです

希望の宿が見つからない時も多々あると思います

それでも旅は家族力を強くするステキな魔法

安心できるお宿を選んで楽しい旅にしたいですね


コロナの影響で旅行に行きずらい日が続きますが

次行く旅行の参考にしていただければ幸いです♪