母の日でした花束

私の母は誤嚥性肺炎で入院中ですが、金曜日に姉がお見舞いでソープフラワーをきょうだい3人の名前で母に渡してくれて、なんとなく母の日に。
一時はもうあかんかと思っていました。

入院した当日、看護師さんから高齢なのでどうなるかわからないので、危篤状態になった時に延命措置をするかしないかを決めてもらいたいと説明されました。
きっと誰にでも聞かないといけない項目なんだろうけど、ショックでえーん
決められてなかったら、看護師と医師は気管切開や心肺蘇生をしますと。
切開すると高齢なので、そのままになると思います。施設には帰れず、医療行為が出来るところを探さないといけない。
心肺蘇生法は、肋骨が折れます。折れたらそのままです。
姉と私は「高齢でかわいそうなので延命措置は結構です」
兄は「簡単には決められない」

延命措置をしても、亡くなる場合もあるし、助かる場合もある。

女だからかな、、、痛いのは嫌、自然に任せたい。と姉と私2人の意見。
兄は、やはり母を亡くしたくない、助かるなら助けてあげたい気持ち。
それはわかる。
正直私は意外でした。
5人家族、先に姉が結婚して家を出て、父が亡くなり、私と兄と母が3人で暮らしていた時はそんなに母に優しい素ぶりはなく。
高校の時とかも、母に対してかなり鬱陶しさを表してたのに。
やはり、息子はなんのかんのあっても母親は特別なんでしょうか、、、
あんなに苦悶した兄は初めてで、兄が「わかったよ、多数決でいいよ」と投げやり気味に言った時に、看護師さんが一両日中に決めていただけたら、と言って下さり、私も「私とお姉ちゃんは同じ意見やけど、今日1日考えて、違う結果でもお兄ちゃんの意見でいいから、よく考えて」と言いました。

やはり、兄が後々に後悔したらあかんから。

そのまま、それは持ち帰ってもらいましたが、兄は延命しなくていいとしたようです。

だけど、母は蘇った!!
数日したら見舞いに行った姉に「みんな歳とるで」と言ったりしたそう。
夜に私のスマホに担当医師から連絡来た時は、まさかもうあかんのかと身構えたのに、「昨日から食事をされてまして(ゼリー状の)」

え、そうなの!?

「このまま、食事の状態を様子見ながら上げていけたら、点滴外して、」

え、マジですか!?

「様子見で、週明けにもし可能なら退院も」

うそやーん!!

もう酸素も外してるし、熱も下がっている。肺も綺麗になっていた。
高齢だからまだ安心は出来ないけど。

と言われました。

母の年齢で、誤嚥性肺炎はもうあかんと思ってた姉と私。
覚悟しておかないとと兄に言ったけど。

まだわからないけど、施設に帰れたらいいね泣き笑い

でもね、ほんと母に感謝したいのは、姉を産んでから20年近く経って兄、私と産んでくれた。
超高齢出産で、当時はあまりなかったんですよ。
3人きょうだいにしてくれたのが、ほんとに感謝。

こうやって話し合って、助け合っていける。
心細い時に。
うちは他に親戚づきあいないから。
きょうだいが仲良いのも良かった。
姉が歳離れていて、兄、私が歳近いけど異性やから、あまり反発し合わないので。一緒に暮らしてた時はそんなに兄と仲良かったわけじゃないけど、結婚して離れたら兄は誕生日に必ずお菓子送ってくれて。今まで何もしなかったのに(笑)

あれかな、お兄ちゃんが結婚してないのもあるかな。結婚してたら奥さんの意見入ってくるしねキョロキョロ

まあ、なんかきょうだいが上手くいってるのはありがたいです。
母が頑張って産んで、育ててくれたからです。

次の休みにお見舞い行けたらと考えてます。