今日、5/19はわたしの誕生日
「お誕生日おめでとう」と母から言われ
朝イチ、夜勤の夫から5:19にLINEが届く。
519に送る用意周到さに思わず笑う。
起きて鏡の前に立つ。
寝ぐせがすごい。いつも以上にすごい。
なんで今日⁈って思いつつ準備する。
鏡の中のわたしに声かけながら
メイクして、着替えて、髪ももちろん整えて。
綺麗いになったねーなんていいつつ。
でも何故か今日は、しっくりこない。
久しぶりに何度か着替える。
髪もまだ気になる。
何度か髪や服をやり直し
落ち着いたところでスマホを見ると
朝イチなのに母からLINEが
珍しい、ほんとに珍しい。
素直に「ありがとう
」と言えた。
」と言えた。今、なんやかんやで幸せやなぁ〜と思ったので
「産んでくれてありがとう」も言った。
ここまでは、ほんと、軽〜い気持ち
で、その後、
母からの
「産まれてきてくれてありがとう」をみて、固まった。停止したのだ。
母は、わたしからの「産んでくれてありがとう」に返しただけかもしれない。
もしくは、わたしが娘に言うように
「あー、こんな可愛い子、愛おしい子が私の娘として産まれてきてくれるなんて、嬉しいな♪ありがとう♪」って本音で言ったのかもしれない。
いや、もう、そこは母のみぞしる。
（母のみそ汁、味噌汁、のみぞしる、、）
わからない。わからなくていい。
ただ、問題なのは、わたしがこれを素直に受け取れなかったこと。
受け取ったのか、受け取れなかったのかすらわからない。
思考停止。感情停止。
そう、感情が停止したのだ。
嬉しいの？
感動してるの？
怒ってる？
悲しいの？
許せないの？
「びっくり」だけは、唯一感じた。
びっくりという驚きは、思考なのか、感情なのかわからないけど。
ただ、そんな風に母から言われると思わず
また、言われていたかもしれないけど
今まで受け取らずスルーしてきたから
慣れないだけなのか？
☆
友達、友人、知人、親友、心友、尊敬する人
わたしも同じ言葉
「産まれてきてくれてありがとう」
を言ったことがある。
言われたこともある。
ただ、母から言われた記憶がなく。体感がない。
そして気付く。
【産んでくれてありがとう】と言えたのは
【母が産んだから私はここにいる】
【母の責任】
【母の人生】
【母が主役】
（わたしがこの世に）
【産まれてきてくれてありがとう】は
【産まれてきたのはわたしの選択】
【わたしの責任】
【わたしの人生】
【わたしが主役】
何これ？
これ、受け取られへんって。
人生、わたしの人生を生きること、責任取ること。
めっちゃ怖いやんー。
誰かのせいにして
誰かに委ねて
何かのせいにして
だからできない自分でいるのがラクで
だって、失敗してもわたしの責任じゃない
恥ずかしくない
誰にもバレない
だから、誰かに委ねるほうがラク！
そんな、そんなわたしがいた。
絶望ーーー
【産まれてきてくれてありがとう】
を受け取ると
【自分の人生を生きる】【責任を持つ】
ことになる。
そんな怖いことー
怖いー、怖いー
怖さを感じないために、停止したのだ。わたし。
朝LINEがきてから、ここにたどり着くまで
15時間ーー（長っ‼︎）
もう、誕生日終わるやん‼︎
怖いー、怖いーって言ってたら
だんだん笑えてきた。
怖いけど、楽しいな。
怖いけど、楽しみやな。
怖いけど、大丈夫やろ。
怖いけど、なんとかなる。
怖いけど、よし、いってみるか‼︎
よし、のりぴー、改めてわたしの人生生きる‼︎
わたしから、わたしに贈る。
「産まれてきてくれてありがとう」
」