先日、白雪姫の裏話!?本当の話!?
を聞いた。


魔女になったんは
継母(ママ母)じゃなくて
実の母親なんやでー!




びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりガーンガーンガーンガーンガーンガーン
ウゲーーー、マジか
実の母親が娘に毒リンゴ食べさせたんかー
ガーンガーンガーンガーンガーン



って頭カチ割られ系のショックを受けた。





んで、私が気になったのは
【なんでオカンは娘にそんなことをしたのか?】








蝶よ花よと育てられ、可愛がられてきた白雪姫のオカン。
親からも周囲からも「可愛い、美しい」と言われ綺麗な女性に成長し、ついに王子様と結婚❤️
そして、珠のような女の子を出産しました。
娘は「白雪姫」と名付けられました。


白雪姫の出産と成長に、周囲は沸き立ちました。
夫も両親も周囲の人々も、それまで自分をもてはやしてくれた人が、皆、「白雪姫様、可愛い」と言い出しました。
周囲の視線は白雪姫へ集中しているように感じました。


子育ての合間、オカンは、毎日鏡に向かって
「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだぁれ?」
「それは女王様、あなたです」
と自問自答をし、言い聞かせていました。




この鏡ワークは続き
白雪姫が思春期を迎える頃も続いていました。
ところがある日、同じように
「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだぁれ?」
と鏡の中のわたし(オカン自身)に問うと
「それは白雪姫です」
と答えが返ってきました。




ほかの誰でもない、自分自身から
白雪姫への賞賛の言葉
この瞬間、、、
ガラガラと何かが音を立てて崩れていったんです。


シワも、たるみも、年齢も重ねた自分、老いていく自分と
どんどん美しいく女性らしくなっていく娘
自分のサポートなしでは何も出来なかった娘が
いつの間にか何でも一人でできるようになっている
置いていかれたような気持ちになってしまった。



自分だけは、自分の味方でいようと、毎日、鏡に向かって問いかけていたのに。
なのに、あろうことか自分の口から
白雪姫(娘)を賞賛する言葉を聞いて
それが、自分の内側からでてくる「本音」
だとわかったからこそ
怒りが湧いたのです。




娘を殺そうと思うほどに、、、



えーんえーんえーんえーんえーん






【可愛い・美しい事に価値がある】
【若さに価値がある】



それはそれでいい。
その通り。



だけど、【老いていく事・年齢を重ねることに価値はない】と思ってた思考が、オカンを苦しめたんかなぁ。
そして、【母】としての役割がどんどんなくなっていく感じもあったんかなぁ。
だからこそ
常に勝ち負けの世界で
世界で一番‼︎な私じゃないと許せなかった。。





なんか、これ、、、今の私は
オカンの気持ちわかるんよねー。
悔しいなって思ったり
虚しいなって思ったり
怒りが湧いてきたり
自分で自分を褒めて励ましてみたり
オカンはなんやかんやで
一生懸命生きてるやん。
一生懸命生きてきたやん。





娘、殺してやるーー💢
って思うことはいいんよ。
思うことは。
そんくらい怒りや色んな感情があったってことやもん。



それを、なんでやってもうたんかなー
この人、賢くて要領もよかったはずやから
周りに頼めんかったんかなー
夫に、親に、周りに、助けてって言えんかったんかなー
プライドが許さんかったんかなー
それが出来てたら、少し変わってたかなー




なんて、想像。








娘の寝顔を見ながら
ふと、私と白雪姫のママ母(オカン)を重ねる。





そんな私も、私の中に居ていい。
いいから、誰かに助けを求めたり
孤独にならないようにしたり
満たしていくことをしよう
って、夜中に目覚めて思ったのだ。以上〜バイバイ