先日、白雪姫の裏話!?本当の話!?
を聞いた。
魔女になったんは
継母(ママ母)じゃなくて
実の母親なんやでー!
ウゲーーー、マジか
実の母親が娘に毒リンゴ食べさせたんかー
って頭カチ割られ系のショックを受けた。
んで、私が気になったのは
【なんでオカンは娘にそんなことをしたのか?】
☆
蝶よ花よと育てられ、可愛がられてきた白雪姫のオカン。
親からも周囲からも「可愛い、美しい」と言われ綺麗な女性に成長し、ついに王子様と結婚❤️
そして、珠のような女の子を出産しました。
娘は「白雪姫」と名付けられました。
白雪姫の出産と成長に、周囲は沸き立ちました。
夫も両親も周囲の人々も、それまで自分をもてはやしてくれた人が、皆、「白雪姫様、可愛い」と言い出しました。
周囲の視線は白雪姫へ集中しているように感じました。
子育ての合間、オカンは、毎日鏡に向かって
「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだぁれ?」
「それは女王様、あなたです」
と自問自答をし、言い聞かせていました。
この鏡ワークは続き
白雪姫が思春期を迎える頃も続いていました。
ところがある日、同じように
「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだぁれ?」
と鏡の中のわたし(オカン自身)に問うと
「それは白雪姫です」
と答えが返ってきました。
ほかの誰でもない、自分自身から
白雪姫への賞賛の言葉
この瞬間、、、
ガラガラと何かが音を立てて崩れていったんです。
シワも、たるみも、年齢も重ねた自分、老いていく自分と
どんどん美しいく女性らしくなっていく娘
自分のサポートなしでは何も出来なかった娘が
いつの間にか何でも一人でできるようになっている
置いていかれたような気持ちになってしまった。
自分だけは、自分の味方でいようと、毎日、鏡に向かって問いかけていたのに。
なのに、あろうことか自分の口から
白雪姫(娘)を賞賛する言葉を聞いて
それが、自分の内側からでてくる「本音」
だとわかったからこそ
怒りが湧いたのです。
娘を殺そうと思うほどに、、、
☆
【可愛い・美しい事に価値がある】
【若さに価値がある】
それはそれでいい。
その通り。
だけど、【老いていく事・年齢を重ねることに価値はない】と思ってた思考が、オカンを苦しめたんかなぁ。
そして、【母】としての役割がどんどんなくなっていく感じもあったんかなぁ。
だからこそ
常に勝ち負けの世界で
世界で一番‼︎な私じゃないと許せなかった。。
なんか、これ、、、今の私は
オカンの気持ちわかるんよねー。
悔しいなって思ったり
虚しいなって思ったり
怒りが湧いてきたり
自分で自分を褒めて励ましてみたり
オカンはなんやかんやで
一生懸命生きてるやん。
一生懸命生きてきたやん。
娘、殺してやるーー💢
って思うことはいいんよ。
思うことは。
そんくらい怒りや色んな感情があったってことやもん。
それを、なんでやってもうたんかなー
この人、賢くて要領もよかったはずやから
周りに頼めんかったんかなー
夫に、親に、周りに、助けてって言えんかったんかなー
プライドが許さんかったんかなー
それが出来てたら、少し変わってたかなー
なんて、想像。
娘の寝顔を見ながら
ふと、私と白雪姫のママ母(オカン)を重ねる。
そんな私も、私の中に居ていい。
いいから、誰かに助けを求めたり
孤独にならないようにしたり
満たしていくことをしよう
って、夜中に目覚めて思ったのだ。以上〜