2025年 秋
アラフィフ夫婦が行く台湾旅行
ホテルを後にして
この日は台南へ移動します。
朝の通勤風景。
バイク(スクーター)
専用道路があるように見えます。
ちなみに台湾は右側通行。
少し走るとお寺さんに到着。
宝覚寺(寶覺禅寺)。
車で走っていても
その大きさで外から眺められましたが
巨大弥勒大仏がお出迎え。
以前は金色だったようですが
2025年現在は白灰色に。
高さ30メートルの大きさで
その柔和なお顔に何とも癒されます。
七福神でお馴染みの布袋様は
弥勒仏の化身だったというのが通説。
台中市にある「寶覺禅寺(宝覚寺)」は
1927年(昭和二年)
まだ台湾が日本統治時代であった時に
建立されたお寺です。
臨済宗の妙心寺派のお寺であり
台湾仏教のお寺でもあるので
日本と台湾が融合したような
不思議な雰囲気の境内です。
訪れた日はちょうど
日本で言うところのお盆の時期で
様々なお供え物を抱えて
参拝する方々を目にしました。
寺院の前には
お供え物を販売するお店が出ていました。
お金に見立てたお供え物。
ご先祖様を思う気持ちは同じですね。
境内には日本統治時代に
台湾で亡くなった
日本人の共同墓地がありました。
しばし手を合わせていましたら
不思議と涙がでてきました。
隣にはバナナの木。
たわわに実を付けています。
日本人に
馴染みのあるお寺さんの風景。
本堂を左手には
英霊を弔う観音亭がありました。
宝覚寺のもともとの本堂は木造部分ですが
老朽化が進んだ為
外側に本堂の保護も兼ねた
大きな石造りの本堂部分が
増築されたそうです。
石造りの中に木造の本堂。
多くの方がお参りにいらしていました。
こちらは道教の神様でしょうか。
お堂の中を見せていただいていますと
お坊さんの読経が始まりました。
黒い法衣を着た
女性の信徒さん?お坊さん?に
「どうぞ中にお入りください(多分)」と
台湾語でお声がけいただき
しばし過ごさせていただきました。
厳かでとても良い時間でした。
本堂の前に二体の白い象。
白い象はお釈迦様の化身とも言われ
その隣には灯篭もあり
文化の融和を感じることが出来ます。
台湾と日本の歴史的なつながりを感じながら
嘉義市へ移動します。