先日
老舗和菓子店にて
至福のひとときを過ごしました。
場所は東京亀戸
亀戸天神社のお膝元にあるお店
「船橋屋 亀戸天神前本店」
戦後に建てられた建物はそのままに
趣のある雰囲気。
藤の季節は店先の藤棚に
美しい景色が見られます♪
お店前の小さな池には立派な鯉が
悠々と泳いでいます。
店内に入るとお店自慢の商品が並び
イートインの方は
奥のレジで注文をして先にお支払い。
中央に大きなテーブル
2人掛け、4人掛けのテーブルが
いくつか並び落ち着いた雰囲気です。
ケヤキの一枚板に書かれた
『船橋屋』の見事な墨書大看板。
こちらのお店をこよなく愛した
吉川英治が書したもの。
太宰府天満宮の梅が飾られていました。
メニューはこんな感じ
梅まつり限定の「梅紫蘇くず餅」
2月2日~3月3日の間
提供されていました。
せっかくですので季節限定
(↑この言葉に弱い)
梅紫蘇くず餅をいただきました♪
くず餅は和菓子で唯一の発酵食品。
船橋屋では厳選した小麦粉の澱粉質を
15ヵ月もの間乳酸発酵で
じっくりと熟成させるそうです。
柔らかいけれどもっちりとしなやかで
とても美味しい♪
きな粉や黒砂糖もコクがあって
味わい深いです。
梅紫蘇のあんこは甘酸っぱいお味で
添えられて天日縁を少しつけると
より甘さが際立ちよいアクセントに♪
お煎茶はお店の方が
何度も注ぎに来てくださって
存分に楽しみました。
芥川龍之介、永井荷風、吉川英治ら
文化人も訪れてその味わいを楽しんだ老舗和菓子処。
江戸は文化二年(1805年)創業のお店で
心地良いひとときを過ごしました。
美味しい時間をありがとうございました。
今日も穏やかで良い一日をお過ごしください♪