春休みのこと。
高1次女と中学卒業旅行と題して
2人旅をしてまいりました♪
行き先は「小田原・熱海」
旅の目的は
次女の好きな温泉と歴史探訪
魚料理を堪能することと
文豪ゆかりの地を巡ること
熱海サンビーチや銀座通り
仏蘭西洋菓子「モンブラン」で
至福のひとときを過ごした私たち。
そろそろホテルに戻りましょう♪と
海の見えるお宿へ。
食べられる量が
ある程度決まっている高1次女は
ボリュームのあるお昼やケーキを
いただくことを想定して
夜は外食をせずに買ってきたもので
済ませたいと。
それなら♪と小田原駅前にある
「東華軒」で前もって
駅弁を購入しておきました。
明治21年創業の
元祖東海道の駅弁屋さん
様々な種類の駅弁が売られており
日本の豊かなお弁当文化を
垣間見るようです。
お店の方もとてもご親切で
写真を撮らせていただく許可を得た際に
お弁当にまつわる様々なお話を
聞かせてくださいました。
外食施設のなかった時代
長時間の外出や旅における食事は
携帯食が一般的だったそうです。
そのような環境から生まれた駅弁は
ご当地の食材をバランスよく詰め込み
多くの人のお腹と心と想い出を
満たしたことと思います♪
娘は
小田原セレクション2016に
選定されたという「鯛めし」
明治40年に相模湾の幸をつかった
鯛めしが誕生したそうです。
シンプルな見た目ですが
おぼろ作りにはとても手間暇が
かかっているとか
想像していた味とは異なり
昔懐かしい桜でんぶに
似たような甘みがありました。
噛みしめると
鯛の旨味が伝わり
なるほどの人気!の鯛めし。
鯛おぼろの下には茶飯。
ゆず大根漬け、梅干し、わさび漬け
あさり佃煮、ちくわ、かまぼこが
アクセントになっていました♪
わたしは「小鰺押寿司」
塩でしめて酢で漬けて
関西風の押し寿司にして
売り出したのが明治36年!
脂ののった真鰺は生臭みが全くなく
程よい酸味と相性がとても良いです♪
赤紫蘇巻きも香りが良くて
味わいの変化にいいですね。
地ビール「熱海ビール」も
熱海駅前でしっかり入手
(もちろん娘はお茶です)
3種類ありましたが
飲みきれないと困るので2本。
雅(レッドエール)
艶やかな熱海芸妓と熱海の名所
「熱海梅園」を描いた華やかなラベル。
数種のホップが織りなす
繊細で華やかなアロマが特徴の
プレミアムビールです。
煌(ピルスナー)
熱海の花火大会と国道を彩る
ジャカランタの花を描いたラベル。
麦芽のほのかな甘味と
バランスが取れた芳香な味わい。
この日はピルスナーをいただき
レッドエールは翌日に♪
夕焼けに染まる水平線を
バルコニーから眺めながら
のんびりと過ごす贅沢なひととき♪
今回は次女との2人旅ですが
美味しいものに出会ったり
面白いものを見つけたりすると
「パパに見せたいね」
「長女に食べさせたいね」と
仕事と部活動でお留守番組だった
2人のことを多く思い出し
会話の中に度々登場しました。
今日も素敵な夜をお過ごしください